2012年6月21日、中國新疆ウイグル自治區(qū)イリ?カザフ自治州アルタイ地區(qū)のカナス湖で、再び謎の「怪物」らしき物體が目撃された。22日付で中國中央テレビ（CCTV）の番組「東方時空」が伝えた。

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目撃されたのは21日午前6時30分（現(xiàn)地時間）ごろ。カナス（喀納斯）自然景観保護(hù)區(qū)のスタッフ、王宏橋（ワン?ホンチアオ）さんが見つけ、持っていたカメラとビデオに収めた。王さんは當(dāng)時の様子について、「一緒にいた人が突然、水面に異様に大きな波が出來ているのを見つけ、その方向にビデオを向けました」と語る。

目撃されたのは合わせて3匹。その後、7時17分（同）にも別の「怪物」らしき3匹が水面に現(xiàn)れ、數(shù)百m先の3匹を追いかける形で泳いでいった。8時39分（同）には白く光る3つの物體が向きを変え、反対方向に泳いでいった。王さんは「これほど神秘的な物體は湖の『怪物』と呼ばれるタイメン（哲羅魚）という巨大魚に違いない」との見方を示す。

だが、一連の様子を映した動畫をネット上に配信したところ、「小型ボートではないのか？」「カモに見える」などの異論も上がった。これを受け、同區(qū)の袁國映（ユエン?グオイン）環(huán)境保護(hù)科學(xué)研究所研究員に確認(rèn)したところ、「これは間違いなくタイメン」との答えだった。

袁氏によると、タイメンは兇暴な肉食魚。主に小魚や野生の水鳥、カワウソなどをエサにしている。（翻訳?編集/NN）