2018年7月9日、米華字メディア?多維新聞は、中國(guó)通信機(jī)器大手の華為（ファーウェイ）が「米國(guó)の制裁の対象にならない」と自信を見(jiàn)せる背景について論じた。

記事は、ファーウェイの胡厚崑（ケン?フー）副會(huì)長(zhǎng)?輪番CEOが仏メディアのインタビューに対し「われわれは米國(guó)の制裁のターゲットにはならない。今年も米國(guó)のチップを購(gòu)入する」と語(yǔ)ったと紹介?！袱长螒B(tài)度の背景には、米中両國(guó)の経済が実質(zhì)的に深くつながりあっていることがある」とした。

中國(guó)人民大學(xué)重陽(yáng)金融研究院執(zhí)行院長(zhǎng)で、中米人文交流研究センター執(zhí)行主任の王文（ワン?ウェン）氏は、「中國(guó)は応用を重んじ、米國(guó)は基礎(chǔ)を重要視する。この両國(guó)の科學(xué)技術(shù)に対する姿勢(shì)の違いによって、現(xiàn)在の米國(guó)を中心とした世界の分業(yè)體制が成り立っているのだ」と解説している。

王氏によると、この分業(yè)體制において、末端製品の生産は日本、韓國(guó)、香港、臺(tái)灣そして中國(guó)とアジア地域で受け継がれてきたという。中國(guó)では経済発展に伴う人件費(fèi)によって東部から西部へと生産拠點(diǎn)が時(shí)間をかけて移動(dòng)するも、國(guó)として末端製品の生産というポジションを長(zhǎng)きにわたり保ち続けてきたことで、成熟した技術(shù)を身に著けるとともに、米中間の産業(yè)における相互依存も深まっていったとのこと?！钢袊?guó)経済は実質(zhì)上、1990年代より米國(guó)経済と深く結(jié)びつく戦略を取ってきた」と王氏は指摘した。

また、「より重要なのは、中國(guó)が米國(guó)から得た黒字を、米國(guó)債購(gòu)入という方式で米國(guó)に還元していることだ。中國(guó)が米國(guó)の金を稼ぎ、稼いだ金を米國(guó)に貸して中國(guó)製品を買(mǎi)ってもらう。こうして資本の循環(huán)を作ることで、再び米國(guó)経済とのつながりを深めた。そして、中國(guó)は今や世界の産業(yè)チェーンに深くかかわっており、米國(guó)のみならず日本や韓國(guó)、さらにはEUとの結(jié)びつきを深めている。この深い結(jié)びつきがあるからこそ、ファーウェイが余裕を見(jiàn)せているのだ」と論じている。（翻訳?編集/川尻）