Record China 2018年7月12日(木) 12時(shí)20分
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10日、華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)が日本の新幹線について取り上げた。JR東日本は、沿線住民との共生を前提にして、新幹線の1分のスピードアップを長(zhǎng)年模索している。資料寫(xiě)真。
2018年7月10日、華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は「日本の新幹線、1分のスピードアップのために數(shù)十年を費(fèi)やす」と題する記事を掲載した。一見(jiàn)すると、小さな前進(jìn)のために膨大な時(shí)間をかける日本の新幹線、という印象を抱かれるかもしれない。しかしこの記事が伝える真意は別のところにあった。
最近、上野~大宮駅間の新幹線の所要時(shí)間短縮のための工事が新たに始まることが分かった。この改修工事が終われば、上野~大宮駅間の26.7キロ區(qū)間の最高速度は110キロから130キロに引き上げられる。過(guò)去にはこの區(qū)間の所要時(shí)間は19分だったが、1分間縮まる見(jiàn)込みだ。
記事はこれについて、「日本の新幹線は時(shí)速300キロで走るんじゃなかったの?なんでこの區(qū)間はずっと110キロ以下なの?と疑問(wèn)に思う人もいるかもしれない。この謎に迫るには、東北新幹線開(kāi)業(yè)以前の歴史に遡らなければならない」とし、「當(dāng)時(shí)から上野~大宮駅の沿線は住宅街だった。新幹線による経済発展を望む國(guó)と、自分たちの靜かな生活を守ろうとする地域住民の利害は真っ向から対立し、住民たちは騒音と振動(dòng)問(wèn)題を懸念して建設(shè)を強(qiáng)く反対した。當(dāng)時(shí)の國(guó)鉄は住民たちと粘り強(qiáng)い交渉を続け、最後には、この區(qū)間の速度を110キロ以下に抑えることを條件に和解したのである」と経緯を説明した。
続けて、「開(kāi)業(yè)後、技術(shù)革新による変化があった。2002年、JR東日本は最新のデジタル式の自動(dòng)列車(chē)制御裝置を?qū)毪贰?年かけてスピードアップのための改修工事を行った。それにより約1分間のスピードアップが実現(xiàn)した。しかし、これでも1985年のこの區(qū)間の開(kāi)通以來(lái)、22年の月日をかけていることになる」と解説した。
さらに、「2007年から現(xiàn)在までさらに10年が経ったが、JR東日本はスピードアップの夢(mèng)をいまだ諦めていなかった」とし、「上野~大宮駅間は、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線など東京を出発する新幹線が必ず通る?yún)^(qū)間。1日に約300本の新幹線が通過(guò)するこの區(qū)間で1分間のスピードアップに成功すれば、『時(shí)は金なり』の社會(huì)において、その経済的効果は大きい」と指摘。今回の計(jì)畫(huà)が、住宅に隣接する2キロ區(qū)間に吸音板を設(shè)けるほか、1キロ區(qū)間に防音壁を設(shè)置するというもので、予定ではこの工事に2年費(fèi)やし、1分間のスピードアップを図ると説明した。
記事は「この1分をたかが1分と侮るなかれ。このようなスピードアップを追い求める過(guò)程から、われわれは日本の環(huán)境に対する意識(shí)が絶えず高まっていることを十分に知ることができる。経済発展を求める代償として、騒音という公害に耐えねばならないということはない。日本社會(huì)は共生を重視しており、経済発展は一般市民の安定した生活を犠牲にしてはならないのである」とし、最後に「私たち中國(guó)も、復(fù)興の夢(mèng)をかなえる上で、この事例を參考にしなければならない」と結(jié)ばれている。(翻訳?編集/中野)
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