Record China 2018年7月14日(土) 1時20分
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12日、中國経済網(wǎng)は、ネット暴力に取り組む韓國社會の厳しい狀況について紹介する記事を掲載した。資料寫真。
2018年7月12日、中國経済網(wǎng)は、ネット暴力に取り組む韓國社會の厳しい狀況について紹介する記事を掲載した。以下はその概要。
今回のサッカー?ワールドカップ(W杯)では、韓國のネット上で相手國や自國代表選手に対する過激な言論が飛び交い、ネット暴力の氾濫に対し、多くの韓國代表選手が続々とSNSアカウントを閉鎖した。世界においてネット社會が最も発達した國の1つと言われる韓國ではネット暴力が日増しに深刻化しており、4人に1人が半年以內(nèi)にネット暴力の被害者あるいは加害者になったとの統(tǒng)計もある。SNS、チャットアプリ、ネットゲームが主な被害の場になっているという。
ネット暴力の現(xiàn)狀について韓國世論では「音のしない銃」と比喩される。その狀況は想像よりも深刻だ。2005年6月、女子學生が地下鉄車內(nèi)で飼い犬の排泄物の片付けを拒んだことで、ネット上で激しい叱責を浴びるとともに個人情報が曬され、女子學生が公開謝罪する事態(tài)になった。この影響で女子學生は學校を退學し、精神疾患も罹ったという。その後、人びとは頻発するネット暴力事件が韓國社會に與える大きなインパクトを日増しに認識するようになった。
韓國政府は07年にネット実名制度を立法化するが、監(jiān)督體制や技術(shù)的な保障が不十分だったことから有名無実化し、12年には廃止。ネット暴力解決は振り出しに戻ってしまった?,F(xiàn)行の法律ではネット上における名譽毀損行為に対する専門の罰則規(guī)定が設(shè)けられているが、罰則適用案件の半分近くが少額の罰金処分にとどまるなど、法執(zhí)行力が不足しているのが現(xiàn)狀だ。
そんななか、民間では「善意あるリプライ」運動が影響力を持ち始めているが、インターネット管理は単に『善意』に頼るばかりでは不十分だ。ネット暴力を根絶し、精神的な安全を保障し、「音のない銃」が密かに人を殺さないようにするための韓國の模索の道は、遠く険しいものになっている。(翻訳?編集/川尻)
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