韓國アイドルの歌が小學(xué)校で歌唱禁止に?その理由は…=韓國ネット「気にしすぎ」「まだ偏見があるの?」

Record China    2018年7月15日(日) 18時10分

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11日、韓國?朝鮮日報は、韓國の男性7人組アイドルグループiKONが昨年1月にリリースしたアルバム「Return」の代表曲である「戀をした」に対して、子育て中の母親たちから不満の聲が上がっていると報じた。資料寫真。

2018年7月11日、韓國?朝鮮日報は、韓國の男性7人組アイドルグループiKON(アイコン)が昨年1月にリリースしたアルバム「Return」の代表曲である「戀をした」に対して、子育て中の母親たちから不満の聲が上がっていると報じた。また、一部では子どもに不適切な內(nèi)容が含まれると指摘する聲も出ている。

「戀をした」はリフと呼ばれる軽快なピアノの旋律が特徴的で、戀人と別れた時のほろ苦い気持ちを表現(xiàn)した曲となっている。リリース後は韓國の音楽チャートで43週連続1位を獲得した。また、YouTubeのミュージックビデオ動畫再生數(shù)が1億回を超えるなど、2017年上半期の人気曲となった。

記事によると、韓國では最近この曲が小學(xué)生の間で流行り、教室や講堂、バスの中などで合唱する動畫がオンライン上にあふれている。ママカフェと呼ばれる、韓國の子育てに関する情報共有オンラインコミュニティーには、「『戀をした』を流すと子どもたちが大合唱するから、小學(xué)校の教室で歌うのは禁止になった」「7歳になる娘が一日中歌い続けて、もううんざり」といった不満の聲が1日に數(shù)十件も投稿されているという。

子どもたちの間でこれほどまでに人気が広がった理由は、他のアイドルの曲に比べリズムがゆっくりとしており、歌詞も比較的簡単なためだとされる。実際に子どもたちはこの曲のサビ部分である「戀をした/僕たちが出會って/消すことができない思い出になった」を「朝寢坊した」などのユーモラスな歌詞に置き換えて遊んでいることが多いという。

一方で、歌詞の內(nèi)容が子どもたちの年齢にそぐわないと懸念する聲もある。途中「狂ったように愛した」などの歌詞が含まれており、子どもが歌うには不適切だという指摘が出ている。韓國?仁荷(インハ)大學(xué)児童心理學(xué)教授は「適切でない歌詞は表現(xiàn)を変えてから歌わせるようにするなどの指導(dǎo)が必要だ」と指摘する。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「気にしすぎ。學(xué)校で習(xí)う民謡の方がよっぽどいやらしいし、アリラン(韓國で最も有名な民謡)に比べたらどうってことない」「『夜になると変わる女』『行けるとこまで行ってみよう』って歌ってる江南スタイルよりずっと健全。でも江南スタイルの時は誰も何も言わなかった」「これが演歌なら內(nèi)容がベタベタしてても神童って呼ばれるのに」「いまだにアイドル曲とヒップホップは有害っていう偏見があるの?」と批判的なコメントが寄せられている。

また、「子どもに有害なユーチューバーをフィルタリングする方が先でしょ」「子どもはただ歌ってるだけ」「自分が子どもの時には『誘惑のソナタ』っていう曲が人気で刺激的な歌詞だったけど、誰も道を踏み外さなかったよ」と指摘する聲や、「うちの子も歌ってたから楽譜を見てみたら、メロディーが単純で子どもでも歌いやすいって分かった」と擁護(hù)する聲も見られた。(翻訳?編集/渡辺)

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