2012年6月27日、中國経済網(wǎng)によると、マイクロブログ?微博（ウェイボー）に掲載された1枚の寫真がネット上で大きな波紋を呼んでいる。

【その他の寫真】

問題の寫真は25日午後10時ごろに江蘇省南京市で撮影されたもの。車を運転していた女性が市內(nèi)中心部の河西萬達ビル前の路上に人だかりができているのを目撃。よく見ると、男が路上にあおむけに橫たわっている男性の首の辺りを土足で踏みつけていた。怒りにかられた女性はすぐに攜帯電話でこの狀況を撮影?！袱长欷袊纬枪埽ǘ际泄芾砺殕T）だ。あまりにもひどい。転載して！」とのコメントを添えてマイクロブログに掲載した。

この寫真は多くのネットユーザーによってただちに転載され、ネットニュース各社も記事として採用。ネット上には城管に対する非難の書き込みが殺到した。「城管はごろつきと一緒！」「人間性ゼロ」「城管のレベルが低すぎるからこんなことになるんだ」「城管は人間のクズ」といった怒りの聲ばかり。中國の大手ポータルサイト?網(wǎng)易が掲載した同記事を見ると、コメント人數(shù)は27日午後11時現(xiàn)在で15萬人を突破。その後もすさまじい勢いで増え続けている。

管轄區(qū)域の城市（都市）管理局執(zhí)法大隊は、踏みつけている男について「城管ではなく、下部組織の協(xié)管（城管に協(xié)力して職務(wù)を代行する職員）。露天商が包丁を振り回したため、職員1人が負傷した。職員は男性を踏みつけているのではなく、取り締まりに抵抗した露天商の男性ともみ合っているうちに男性が倒れ、足がよろけて踏む形になっただけ」と説明。しかし事件の処理にあたった公安局の職員は「負傷者は1人もいなかった」と話している。真相を明らかにするには露天商の男性の証言が必要だが、當(dāng)の男性はメディアの取材を一切拒否している。（翻訳?編集/本郷）