2012年6月27日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米外交誌フォーリン?ポリシー（電子版）は25日、臺(tái)風(fēng)の影響で2カ月にわたり中比間で休戦狀態(tài)が続いている南シナ海のスカボロー礁について、真の問題は資源や領(lǐng)土といった面にあるのではないと指摘した。

【その他の寫真】

南シナ海問題では軍事面や石油資源、中國(guó)の臺(tái)頭が大きく取り上げられているが、問題の核心は漁業(yè)にあるとし、中國(guó)とフィリピンの衝突を悪化させる大きな潛在的要因になっていると記事は指摘。海はフィリピンやベトナムにとって経済的にきわめて重要な役割を擔(dān)っているが、中國(guó)は世界最大の魚介類消費(fèi)?輸出國(guó)となっており、中國(guó)による海産物の亂獲は東南アジア諸國(guó)にとって重大な問題につながるという。

中國(guó)の妥協(xié)のない姿勢(shì)は事態(tài)を悪化させ、中國(guó)沿海部の地方政府も漁民に問題の水域での操業(yè)を積極的に勧めている。今後、中國(guó)は同様の姿勢(shì)を崩さないとみられており、資源や領(lǐng)土といった問題に惑わされず、漁業(yè)の面から問題解決への糸口を探るべきだと記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）