2012年6月30日、世界新聞網(wǎng)は記事「華人コミュニティーにとって『鶏肋』となったアメリカンドリーム、アジアこそ海外組の楽園に」を掲載した。

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米國(guó)で歯科醫(yī)を営む陳さん。父親は臺(tái)灣の醫(yī)師で、子どもの頃からエリートコースを歩んできた。まず香港の病院で出産することで臺(tái)灣と香港、2つの身分を獲得。その後、臺(tái)灣インターナショナルスクールで英語(yǔ)漬けの生活を送った。中學(xué)からはカナダに留學(xué)。母親も付き添いでカナダに住んでくれた。そして米名門大學(xué)を卒業(yè)し、歯科醫(yī)の資格を手にした。

莫大な金を使って他人が羨む學(xué)歴を手にした陳さんだが、アメリカンドリームとはほど遠(yuǎn)い生活だという。年収はわずかに9萬(wàn)元（約115萬(wàn)円）足らず。華人コミュニティーには歯科醫(yī)院が多く過(guò)當(dāng)競(jìng)爭(zhēng)だという。一方、陳さんの親戚は中國(guó)本土で歯科醫(yī)を開(kāi)業(yè)し大成功?；颊?人當(dāng)たりの売り上げも米國(guó)と変わらず、しかも患者は山ほどいる。

陳さんの事例は珍しいものではない。アメリカンドリームは今や昔。中國(guó)本土でより好條件の仕事が見(jiàn)つかることも多い。物価や不動(dòng)産価格、さらに経済の先行きなど多くの面でメリットがある。今やアメリカンドリームは「鶏肋」（中國(guó)語(yǔ)で捨てるには惜しいが取るにたらないものを意味する）となった。

もっともある中國(guó)本土の移民はこう話している。下水油や毒ミルクが売られておらず、住宅が強(qiáng)制取り壊しにあうこともない。子どもが學(xué)校教師に毆られることもない。これをアメリカンドリームというのならば、米國(guó)はまだまだ魅力的だ、と。（翻訳?編集/KT）