2018年7月17日、韓國南東部の慶尚北道?浦項(xiàng)で韓國製ヘリコプター「スリオン」を海兵隊(duì)用に改造した「マリンオン」1機(jī)が試験飛行中に墜落し、乗っていた6人のうち5人が死亡する事故が発生した。これに関し、韓國?JTBCは「スリオンは韓國製ヘリとして期待されていたが、開発段階から安全性が問題視されていた」と指摘している。

記事によると、海兵隊(duì)は今年1月、「スリオン」を上陸作戦に対応できるように改造した「マリンオン」2機(jī)を購入した。今回墜落したのはそのうちの1機(jī)で、海兵隊(duì)関係者は「製造會社側(cè)が整備した後、試験飛行している途中に発火したようだ」と説明した。

「マリンオン」の基になった「スリオン」は、15年末に陸軍航空學(xué)校で不時著事故を起こしていた。16年には一部の機(jī)體に亀裂が見つかり、メインギアボックスにも欠陥が見つかった。監(jiān)査院に氷結(jié)性能検査の問題を指摘されたこともあったという。

記事は「國産ヘリを開発するためには避けられない試行錯誤だとの意見もあったが、再び事故が起きたため正確な事故原因の究明が必要だ」と指摘している。

海兵隊(duì)司令部は事故委員會を設(shè)け、事故原因を調(diào)査する予定という。ただ、記事は「実戦配備されていない機(jī)種であるため、獨(dú)自での究明は難しく、製造會社側(cè)に頼らざるを得ない狀況だ」と説明している。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「不正がなかったか、納品された機(jī)種の部品などをしっかり調(diào)べて」「不正をなくせば事故も減る」「不正がなければ最高のヘリができ、輸出もしていただろう」「次から試験飛行は國防委員會の國會議員にやらせよう」など、不正を疑う聲が多く寄せられている。

また「試験飛行になぜ6人も乗せる？乗る人數(shù)は最小限に抑えるべきだ」「試験飛行は10メートル以下の高さで長時間かけて行うべき」などと指摘する聲や、「防衛(wèi)裝備の國産化速度を落とすべき。國産化より大切なのは安全と性能」と主張する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）