2018年7月19日、中國(guó)メディアの上観新聞は、臺(tái)灣?臺(tái)北にある「國(guó)立故宮博物院」の新院長(zhǎng)に就任した陳其南氏が、故宮博物院の「脫中國(guó)化」「臺(tái)灣化」方針を示したことを伝えた。

記事は、臺(tái)北の故宮博物院について「中國(guó)大陸からの観光客が必ず訪(fǎng)れる観光スポットの一つだ。壁が白く、レンガは緑という中國(guó)の伝統(tǒng)的な宮殿式建築であり、館內(nèi)に所蔵されている大陸由來(lái)の『翠玉白菜』『毛公鼎』『肉形石』はぜひ見(jiàn)ておきたい『三つの寶』とされている」とした。

その上で記事は、「臺(tái)北の故宮博物院から最近、『故宮の臺(tái)灣化』という聲が伝えられてきている」とし、臺(tái)灣の行政機(jī)構(gòu)改組により故宮博物院の新院長(zhǎng)に就任した陳其南氏がメディア関係者との茶話(huà)會(huì)で、現(xiàn)在の中國(guó)の遺物が並ぶ博物館から、いかにして臺(tái)北故宮を「臺(tái)灣化」するか、臺(tái)灣人が臺(tái)北故宮のことを「臺(tái)灣人の故宮」と見(jiàn)なすよう促すかが急務(wù)だとし、故宮の文物の解説と展示方法から改善する必要があると述べたことを伝えた。

記事は、臺(tái)灣ではこの十?dāng)?shù)年、臺(tái)灣獨(dú)立志向の民主進(jìn)歩黨（民進(jìn)黨）政権が故宮の「脫中國(guó)化」を進(jìn)める「小細(xì)工」を繰り返し行ってきたとし、それらを例示。その上で、陳氏が、パーク內(nèi)に臺(tái)灣の歴史と関係のある海外の文化を紹介する博物館として「琉球館」や「スペイン館」「マカオ（ポルトガル）館」「日本館」などを増?jiān)O(shè)する可能性も排除しない方針を示したことも伝えている。（翻訳?編集/柳川）