2018年7月20日、大きな被害をもたらした西日本豪雨と日本の政局をめぐり、中國(guó)メディアは「安倍晉三首相や自民黨に利益拡大のチャンス」との見(jiàn)方を示している?！副粸?zāi)地で謙虛で親しみをアピールし、イメージを改善できる」などと指摘。自民黨が改憲案に盛り込んだ「緊急事態(tài)條項(xiàng)」を新設(shè)する上で有利、とも伝えている。

未曽有の豪雨被害と政局との関係について、中國(guó)網(wǎng)は「メディアと野黨は気象庁が5日に大雨警報(bào)を発令した後、安倍首相ら自民黨高官が『赤坂自民亭』で酒を飲んでいたと批判した」と報(bào)道?！副炯洗_かに安倍內(nèi)閣のイメージを損ねたが、災(zāi)害救援が最優(yōu)先される狀況下、野黨とメディアもこの件ばかりにこだわるわけにはいかない」としている。

「赤坂自民亭」に関しては「さらに內(nèi)幕が暴かれるのでなければ、安倍內(nèi)閣に衝撃が及ぶことはない」と言及?！附窕丐魏烙辘弦话闳摔蚊蓉?cái)産に深刻な損害をもたらしたが、安倍氏や自民黨に利益拡大のチャンスを與えたことも間違いない」と述べている。

その理由としては、まず「安倍氏は9月の自民黨総裁選を控え、災(zāi)害救援により注目度を高め、被災(zāi)地で謙虛で親しみをアピールすることで、イメージを改善できる」と報(bào)道。「これは現(xiàn)職の首相としての強(qiáng)みだ。特に今回の総裁選では地方票の重みが増すため、災(zāi)害救援により安倍氏は地方の支持を拡大し、再選の基礎(chǔ)を固めることができる」と判斷している。

次に「立憲民主黨などの野黨は安倍氏のスキャンダルへの追及を諦めていなかったが、水害発生により災(zāi)害救援と再建が中心任務(wù)になった。立憲民主黨の枝野幸男代表は『政治休戦』を掲げ、この時(shí)期に安倍氏を攻撃することで國(guó)民の反感を買(mǎi)うことを避けた」と説明。「一時(shí)的にスキャンダルから解放されることは、安倍氏にとっておのずと有利だ」とみている。

さらに「安倍政権と自民黨が財(cái)政拡大の支持を得やすくなる」と分析?！溉毡茎幞钎％ⅳ媳粸?zāi)狀況の拡大の原因は、地方のインフラの不足と老朽化だと『反省』している。安倍氏は2012年に首相に就任すると、インフラ改善の『國(guó)土強(qiáng)靭（きょうじん）化』政策を?qū)g施した。水害発生後、自民黨の多くの重鎮(zhèn)が災(zāi)害は強(qiáng)靭化の重要性を反映したと強(qiáng)調(diào)している」と報(bào)じている。

記事は「今回の災(zāi)害は自民黨が改憲案で示した『緊急事態(tài)條項(xiàng)』を憲法に新設(shè)する上で有利とする聲もある」とも解説。「災(zāi)害救援で自衛(wèi)隊(duì)が『活躍』すれば、政府と一部メディアはこれによって気運(yùn)を高め、現(xiàn)在の不利な狀況を巻き返し、安倍氏の改憲計(jì)畫(huà)を支援することができる」と警戒している。（編集/日向）