2018年7月17日、韓國?スポーツソウルによると、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府國民請願ホームページに「『ミスターサンシャイン』のような歴史歪曲ドラマに対して、強力な措置を講じてください」というコメントが投稿された。

「ミスターサンシャイン」は、1900年前後の日本統(tǒng)治時代の朝鮮を舞臺にしたドラマで、イ?ビョンホン演じる米國軍人が自分を捨てた祖國（朝鮮）に戻り、駐屯生活を送る中で起こる出來事を描いている。

先の請願を投稿したネットユーザーは「『ミスターサンシャイン』では、被害國（韓國）と加害國（日本）の立場が入れ替わっている。ドラマに出てくる悪役はほとんどが朝鮮人で、朝鮮の文化は未開だという演出が隨所に見られる」と主張した。

また、ユ?ヨンソク演じる朝鮮の白?。ē讠隶绁蟆⒈徊顒e民）のク?ドンメにも言及し、キャラクター設(shè)定について「朝鮮末期の王妃殺害事件の主犯とされる日本の組織に屬しているとするのは良くない」と主張。また、「その後、一部修正されたが、その本質(zhì)が変わることはなく、『黒龍會』に対する誤った認(rèn)識が植えつけられる」と指摘した。黒龍會は1901年に結(jié)成された実在の組織で、韓國併合と植民地政策において積極的な役割を果たしており、ドラマの內(nèi)容によって黒龍會擁護(hù)や親日美化が行われるのではないかとの問題提起が韓國內(nèi)で続いていた。

同ネットユーザーは最後に「歴史歪曲メディアに対する強力な糾弾と警告措置を要求する」と結(jié)んだ。19日午後5時30分現(xiàn)在、この請願には1萬8000人以上が賛同している。

13日、ドラマ制作側(cè)はク?ドンメが屬する組織を黒龍會に設(shè)定したことで「親日美化」との指摘が相次いだことを謝罪し、「戊申會」という仮想の組織に変えたが、論爭はいまだ収まっていない。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「未開だったのは事実」「史実とは多少違うところもあるけど、全體で見ればおかしなところはない」「日本、米國、中國といった列強と賢い外交をしなかったからアジアの中でも遅れていた」「當(dāng)時の朝鮮人の中に日本の併合に賛同していた人がいたのは事実」と認(rèn)める聲が寄せられている。

一方で「なぜ請願するかって？このまま輸出されるからだよ」「これを韓流ドラマとして他の國の人が見たらどう思うか」「最近はドラマを通じて韓國のことを知る人も多いのに」と案ずる聲も。

その他「恥ずかしいからって隠すんじゃなくて、これからのために教訓(xùn)にすべき」と指摘する聲も見られた。（翻訳?編集/渡辺）