2012年7月4日、中國では昨今、公務(wù)員の「海外研修」が盛んだが、その実態(tài)は「研修名目の旅行」というのは公然の秘密。そんな折、福岡市が來年4月から中國の公務(wù)員を年間800人も受け入れると発表し、世間を驚かせている。果たして、実のある研修になるのだろうか？米華字メディア?多維新聞が伝えた。

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福岡市の高島宗一郎市長が來年4月から中國の公務(wù)員を年間800人程度受け入れると発表。それによると、研修期間は1人3週間程度で、30?40人を1グループとする。ゴミ処理や都市管理、環(huán)境整備などを?qū)Wんでもらうという。市は「これを機(jī)に中國と政治?経済両面で交流を深めていきたい」と期待感を示している。

高島市長が6日に北京を訪問し、中國側(cè)の管轄機(jī)関である中國國家外國専家局と覚書を交わす。覚書の有効期間は5年間だが、延長の可能性もあるという。市によると、日本の地方自治體が中國の公務(wù)員を直接研修で受け入れるのは初の試み。交通費(fèi)や飲食代、買い物代を含む研修費(fèi)は中國側(cè)の負(fù)擔(dān)となる。

だが、中國の専門家たちはこの「研修」に懐疑的だ。わずか3週間でゴミ処理などのノウハウをきっちり學(xué)んで帰ることはできるのか。しかも、800人分の研修費(fèi)が一體どれほどになるのかも分からない。

中國では昨今、公務(wù)員がやたらと「海外研修」に出かけているが、本人たちはこれを単なる「福利厚生」の一部としか思っていない。一部の地方自治體で「汚職幹部は向こう3年間、海外研修を禁止する」と規(guī)定されていることからも、「海外研修」が當(dāng)たり前の風(fēng)潮になっていることがよく分かる。

だが、これほど巨額の血稅を費(fèi)やしても、研修の成果はほとんどみられない。こうした內(nèi)情は受け入れ先にもミエミエなのか、「乳牛の飼育」を?qū)Wびに大勢(shì)の中國人公務(wù)員が訪れるユーゴスラビアからは、「中國人は本當(dāng)に勉強(qiáng)熱心だ。牛たちも中國人が判別できるようになった」と皮肉を言われるほどになっている。（翻訳?編集/NN）