2012年7月4日、チャイナフォトプレスは、中國(guó)?湖北省十堰市ウン西県（ウン＝員におおざと）夾河村にある金鑾山中學(xué)校について報(bào)道した。

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金鑾山中學(xué)校は、金鑾山というかつて道教の寺院があった山に建てられており、四方が斷崖絶壁で、頂上までの道のりは険しく公道にも面していない。そのため生徒たちは學(xué)校を行き來(lái)する場(chǎng)合、片道20分もかかるという。

元々この學(xué)校は1982年の改革開放初期に建てられたもので、當(dāng)時(shí)教育の発展が急がれていたが、校舎が不足していたため使われなくなっていた金鑾山にある道教の寺院を?qū)W校として利用した。その後2棟の校舎を建て現(xiàn)在に至るまで使用されている。

校舎はすでにボロボロだが、2005年から學(xué)校の移転を進(jìn)めていたために建物の修繕にまで手が回らず、結(jié)局學(xué)校の移転も資金繰りがうまくゆかず実現(xiàn)できなかった。それでもその後も移転を諦めず、ようやくこの秋に新校舎へ移転が決まった。

現(xiàn)在の金鑾山中學(xué)校は4000平米の敷地に9クラスあり、教師と生徒が學(xué)校で寢食を共にしている。生徒たちの宿舎は20平米の部屋に2段ベッドが置かれ、30人が1つの部屋で生活している。また、これよりも大きい部屋では65人が暮らしていた。それでも彼らの布団はきれいにたたまれ、生活用品は整理整頓されている。相部屋なのは生徒だけでなく、教師も數(shù)人で1つの部屋に寢泊まりしている。

厳しいのは居住環(huán)境だけでなく、金鑾山中學(xué)校は険しい山の上にあるために、生徒と教師の日用品や食糧などは生徒と教師が山の麓まで下山し、人力で上まで運(yùn)ぶ。このような作業(yè)は週に1度あり、野菜が傷みやすい夏の時(shí)期は週に2度食料や日用品を運(yùn)ぶ。

その甲斐あってか金鑾山中學(xué)校の生徒は身體能力が高く、毎年高校受験の體育の科目ではいつも同校の生徒が成績(jī)の上位を占める。さらに、身體能力のみならず、同校の生徒は勉強(qiáng)の成績(jī)も優(yōu)秀で、高校受験では多くの生徒が毎年湖北省の重點(diǎn)高校への進(jìn)學(xué)を果たしている。また、進(jìn)學(xué)率でも県內(nèi)で2番目に高い數(shù)字を長(zhǎng)年維持している。

この秋に移転する新校舎はすでに完成しており、収容能力が20クラス1500人と格段に上がった。また、舊校舎のある金鑾山は今後観光地として開発し、道教や山水などの文化を特色とした場(chǎng)所に生まれ変わるという。（翻訳?編集/內(nèi)山）