2012年7月4日、中國鉄道部が2年前、中國鉄道の歴史と現(xiàn)在をPRするために制作したショートフィルムが「とんでもない駄作」と物議を醸している。たった5分間のフィルムに費(fèi)やした費(fèi)用は1850萬元（約2億3400萬円）。そして、監(jiān)督を務(wù)めたのは國際的に有名なチャン?イーモウ監(jiān)督だというのだが…。シンガポール紙?聯(lián)合早報(bào)の報(bào)道。

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この5分間のショートフィルムは、2010年に中國が初のホスト國となった國際鉄道連合主催による高速鉄道のカンファレンス「UIC HIGHSPEED 2010」で上映されたもの。2009?2010年の間に公開入札を経ず、1850萬元を投じて制作したというから、1秒當(dāng)たり6萬元（約76萬円）以上をかけた“大作”だ。

最近になって、この映像が動(dòng)畫共有サイトで流通している。これを見た人々は口々に「ひどいできばえ」と聲を発している。列車の車體と女性車掌、乗客のカットばかりが流れ、走る列車の俯瞰アングルすらほとんど含まれていない。わずかに挿入される鳥瞰映像も、カメラがガタガタと揺れている始末?！袱饯椁瞾薀o人航空カメラで撮影したのだろう」と言われている。ある専門家は、「中?低予算レベルの作品。畫質(zhì)は最悪。おそらくいい加減な外注が制作したのだろう」と評(píng)した。

しかし、制作を指揮したのは“世界のチャン?イーモウ監(jiān)督”のはず。これはどういうわけなのか？2日、チャン監(jiān)督のマネージャーがこれについて説明した。當(dāng)時(shí)、鉄道部の委託を受けたある製作會(huì)社がチャン監(jiān)督にオファーを申し入れたのだが、チャン監(jiān)督は「ノークレジットで、企畫の立案には協(xié)力する」と応じただけのようだ。結(jié)果、冒頭のシーンにでかでかと「チャン?イーモウ監(jiān)督」のクレジットが登場(chǎng)。削除するように求めたが、殘ったままになっていたという。(翻訳?編集/愛玉)