Record China 2012年7月7日(土) 17時(shí)14分
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5日、山西省の五臺山、四川省の峨眉山、安徽省の九華山と浙江省の普陀山から成る中國仏教4大名山。シリーズ「中國四大仏教名山」、第1回は「五臺山」をご紹介する。
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2012年7月5日、山西省の五臺山、四川省の峨眉山、安徽省の九華山、浙江省の普陀山から成る中國仏教4大名山。シリーズ「中國四大仏教名山」、第1回は「五臺山」をご紹介する。
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五臺山(ごだいさん)は山西省五臺県に位置し、4世紀(jì)から19世紀(jì)にかけての仏教建築と、獨(dú)特な自然との調(diào)和が美しい景観をつくり上げている。四大名山の中でも、五臺山は仏教建築の悠久さや規(guī)模の大きさで最上とされ、「金五臺」と評価される。2009年にはユネスコの世界文化遺産に登録された。
その地形は、釈迦の掌に例えられる。五本の指は五つの嶺。それらに囲まれた手のひら部分に寺院が點(diǎn)在する。指といっても3000メートル級、掌といっても2000平方キロメートル。北魏(386?557年)の時(shí)代に大浮図寺が建立されたのを皮切りに、多數(shù)の山岳寺院が建たられた。唐(618?907年)に最盛期を迎え、約300寺院が林立したが、その後は幾度かの盛衰を経て、現(xiàn)在は約50の寺院が殘っている。有名なものは顕通寺(けんつうじ)、塔院寺(とういんじ)、菩薩頂(ぼさつちょう)、広済寺(こうさいじ)、萬佛閣(ばんぶつかく)などがある。中でも、顕通寺は洛陽の白馬寺とともに、國內(nèi)に現(xiàn)存する最古の寺院と並び稱される。高い蕓術(shù)価値に富んだ獨(dú)特な建築様式、寺院の內(nèi)部には精緻な壁畫?彫刻?書?銅鐘が殘り、仏教蕓術(shù)の寶庫と言えるだろう。
五臺山は中國で唯一、仏教とラマ教の二つの宗教を兼ね備えた道場。よって、チベットや內(nèi)モンゴルの少數(shù)民族にもあがめられる聖地だ。毎年ラマ教は「鬼やらい」、仏教は「水陸大法會」などの行事を催し、獨(dú)特に交じりあった仏教文化の景観をつくり出している。塔院寺はラマ教と仏教の建築様式を折衷した典型的な寺院であると言えるだろう。全體が真っ白な大白塔が優(yōu)雅な古典美をたたえ、五臺山のシンボルとして“最も清らかな聖境”と稱される。
その昔、日本からやって來た遣唐使の多くがこの山を訪れた。唐代には慈覚大師円仁が、そして北宋(960?1127年)には成尋僧正がいる。今の竹林寺には「日本天臺入唐求法沙門円仁慈覚大師御研鑽之霊跡」の石碑が殘っている。
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