韓國の日本ブームの裏には「悲しいストーリー」が?

Record China    2018年7月23日(月) 21時40分

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11日、韓國?ザ?スクープは「日本ブームの裏にある悲しい経済學」との見出しで、その実態(tài)を報じた。寫真はソウルの日本料理店。

2018年7月11日、韓國?ザ?スクープは「日本ブームの裏にある悲しい経済學」との見出しで、その実態(tài)を報じた。

記事によると、「トレンドのバロメーター」とされるソウルの弘大(ホンデ)、合井(ハプチョン)エリアで「日本ブーム」が起きている。居酒屋から定食屋まであちこちに日本語の看板が目につく。夜になると新宿の夜と見間違えるほどだというが、こうなったのはここ2~3年の出來事だという。和食市場も急成長しており、同エリアのみならずソウル市內(nèi)には和食の店が多く存在。公正取引委員會の調(diào)査によると、和食のブランド數(shù)は15年の89個から17年には154個と73%増加し、中華料理(59%)、洋食(16%)をはるかに上回る増加率を見せている。特徴的なのは「テーブル10卓程度の小規(guī)模な店」が多い點だという。

記事では、この現(xiàn)象について四つの理由を挙げている。一つ目は「円安と格安航空(LCC)効果」で、日本旅行に行く若者が急増したことにより、和食や日本文化を好む人が多くなったこと。実際に日本へ行く旅行者も14年の275萬人から、昨年は714萬人に増加した。

二つ目は、一人暮らしや若者の失業(yè)問題といった日本のトレンドが、そのまま韓國に流入した點。これにより「一人メシ」の人口も増え、コンビニの弁當や小分け商品が韓國でも増加しているという。三つ目は、若者を中心に日本のテレビドラマ「孤獨のグルメ」が人気を博したこと。四つ目は、和食店が小規(guī)模でも経営できるという特徴を持っていることだという。

これを受け、ソウル大學心理學科のクァク?クムジュ教授は「韓國と同様の社會問題を先に経験した日本に対する関心が高くなっている。長期にわたる景気低迷を脫しつつある日本を意識する中で、日本文化が徐々に拡散している」と説明している。記事は最後に「韓國の路地を変えつつある日本ブームには、このような悲しい物語が潛んでいる。話に聞いていた『失われた20年』の入り口に、今度は韓國が立っているのかもしれない」とつづっている。

これに、韓國のネット上では「いや、単に儲けがいいから」「日本の生き方を追っているということは否定できない」「會社でも仕事は一緒にするけど、ご飯は一人の方が楽」「韓國は世界で一番日本に行く國…」「最近は放送社ごとに日本旅行や和食の紹介番組をやってるからブームは當然のこと。でもブームはいつかなくなる」「いいものは取り入れるべき」など、さまざまなコメントが寄せられた。(翻訳?編集/松村)

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