2018年7月21日、「サンマが日本人の口に入りづらくなったのは“中國(guó)の福山雅治”のせい」という日本の情報(bào)番組で紹介された説が、中國(guó)や臺(tái)灣の人々を驚かせ、あきれさせている。東森新聞網(wǎng)が伝えた。

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話題の発端となったのは、テレビ朝日の情報(bào)番組「モーニングショー」でこのほど紹介された、日本人が大好きなサンマの漁獲高減少と価格高騰や、それにまつわる“原因”の究明だった。番組では近年、中國(guó)や臺(tái)灣の漁船が大量に捕獲していることを紹介し、その重要な原因について臺(tái)灣出身の人気ミュージシャン、ジェイ?チョウ（周杰倫）の楽曲が引き金になったとしている。

ジェイ?チョウが2004年にリリースした「七里香」には、「秋刀魚(yú)的滋味（サンマの味）」という歌詞が登場(chǎng)する。番組では、この人気曲で初めて耳にした「サンマ」に人々が興味を持ったことで、売上が大きく伸びたと紹介している。

これらジェイ?チョウとサンマに関する分析が、中國(guó)や臺(tái)灣のネットユーザーを驚かせ、あきれさせている。まずジェイ?チョウが番組で「中國(guó)の福山雅治」と紹介された點(diǎn)についてネットユーザーからは、「ジェイは確かにカッコいいが、イケメン枠ではない」「音楽?ファッション?カリスマ性、あらゆる要素から総合的にカッコいいのであって、顔がどうこうという話ではない」「ジェイは臺(tái)灣人。そんなことさえ調(diào)査できない番組ってド素人が作ってるの？」などといった聲が上がっている。

「七里香」の歌詞は、ジェイ?チョウとタッグを組んで數(shù)々の名曲を世に送り出している作詞家、ヴィンセント?ファン（方文山）がつけたもの。問(wèn)題の「秋刀魚(yú)的滋味」については、映畫(huà)監(jiān)督?小津安二郎の最後の一作となった「秋刀魚(yú)の味」から発想を得たことを、過(guò)去にヴィンセント?ファン自身がインタビューで語(yǔ)っている。

番組で紹介された一連の驚くべき內(nèi)容に対してネット上では、「確かに“サンマ”という魚(yú)はこの歌で初めて知った。でも、ブームのきっかけなんて誰(shuí)が言い出したのか逆に知りたい」「ブームと呼ぶにしては、もう14年も前の曲。完全にこじつけだね」「日本でよく“ありがとう臺(tái)灣”なんて言ってるけど、実際は臺(tái)灣への知識(shí)なんてこの程度。しかも間違いだらけだ」などといった手厳しい意見(jiàn)も寄せられている。（翻訳?編集/Mathilda）