2018年7月24日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、日本や韓國、北歐、米國など世界各地が記録的な高溫に見舞われ、熱中癥や干ばつ、森林火災などによる被害が出ていると伝えた。

記事によると、韓國では23日、南部の慶尚北道で最高気溫が39．9度を記録したほか、ソウルでも35．7度に達した。ソウルでは最低気溫が29．2度と、最低気溫としては観測史上最も高くなった。

韓國ではまた、高速列車（KTX）の一部區(qū)間でレールの溫度が60度以上となり、安全面を考慮して、同區(qū)間の運行が一時、時速70キロ以下に制限されたという。

北歐のスウェーデンでも最高気溫が30度を超える日が続き、7月の気溫は平年を約10度上回っている。各地で山火事などが相次いで発生しているが、消火が追いつかないため、フランスやドイツなどの周辺國への支援要請を余儀なくされているという。

米國でも西部や南部を中心に高溫が続き、カリフォルニア州デスバレーでは今月8日、気溫が52．0度を観測した。熱中癥と見られる癥狀で亡くなる人もいて、一部の自治體では、住宅に冷房設備がない人などを?qū)澫螭吮茈y所を開設するなどしているという。（翻訳?編集/柳川）