2012年7月7日、英経済誌?エコノミストは「ニセの學(xué)歴、即席勉強(qiáng)」と題した記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)ではこの夏、700萬(wàn)人の大卒者が誕生する。やっと手にした卒業(yè)証書(shū)を武器に、少しでも良い條件の仕事につこうと彼らは必死だが、世の中にはニセの卒業(yè)証書(shū)を使って就職しようとする者も少なくない。北京市で3日、実在しない米國(guó)の大學(xué)への留學(xué)を斡旋し、詐欺罪で起訴された中國(guó)教育部の役人に対する裁判が開(kāi)かれた。今年4月には実在しない米國(guó)の大學(xué)の學(xué)位証書(shū)を販売した詐欺集団の裁判も行われている。

実體のない怪しげな大學(xué)は、海外だけでなく中國(guó)國(guó)內(nèi)にも100校以上ある。その多くがインターネット上にホームページを開(kāi)設(shè)し、いかにもありそうな大學(xué)名と在學(xué)生と稱(chēng)する若者たちの寫(xiě)真を掲載し、入學(xué)生を募集している。今年6月に発覚した事件では、実在する山東軽工業(yè)學(xué)院の名前で開(kāi)設(shè)されたコースに入學(xué)した學(xué)生68人が被害に遭った。彼らは卒業(yè)間近の4年後に騙されていたことに気づいたが、騙した人間はすでに姿を消していた。

こうした詐欺が中國(guó)で橫行するのは、「就職のために大卒の肩書(shū)が欲しい」という若者が圧倒的に多いからだ。なかには「怪しげな大學(xué)のデタラメな卒業(yè)証書(shū)」と知りながら、多額の現(xiàn)金を支払ってでもこれを手に入れようとする者もいる。中國(guó)では何でも買(mǎi)えるのだ。學(xué)歴も金で買(mǎi)うのが當(dāng)然なのだろう。

上海交通大學(xué)の熊丙奇（シオン?ビンチー）教授は「問(wèn)題は政府の管理不足にある」と指摘する一方で、「中國(guó)人にとって學(xué)歴は金銭的価値のあるものだが、教育に価値はない」と話している。（翻訳?編集/本郷）