2012年7月9日、中國?北京市通州區(qū)で地下鉄の工事中に明（1368?1644年）清（1644?1912年）時代の遺跡が発見された。北京晩報が伝えた。

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発見されたのはかつて王宮や城下町の住民の食料や貨物、日用品などを運(yùn)ぶ際に通る要所であった「東大門」と見付（みつけ）だった。見付の道路や舗裝跡、排水溝などの保存狀態(tài)も良かった。

しかし、同遺跡が発見された地區(qū)は開発が進(jìn)められている場所で、將來的に商業(yè)発展が期待されており、地下鉄の新しい駅の建設(shè)も進(jìn)んでいる。そのため當(dāng)局の関連部署では遺跡を丸ごと切り取り、ほかの場所に移動し、地下鉄の工事が完成後に元の場所に戻す案が出されている。

この案に対してネットでは「現(xiàn)在発掘されている遺跡はまだ全體の一部の可能性があり、さらに深い場所に何があるのかまだ見當(dāng)がつかない。そんな狀態(tài)で切り取って移動させることなど無理な話で、本當(dāng)に遺跡を保存したいのであれば移動させないのが上策だ」と提案する人もいた。

さらに、民間の文化遺産保護(hù)機(jī)関によると、同遺跡は通州區(qū)にとって非常に重要な文化遺産で、観光的な価値も高く、さらには経済発展も期待できるとのこと。商業(yè)発展計(jì)畫は調(diào)整が可能で、ほかの地區(qū)に変更しても通州區(qū)の経済発展に大きな影響は出ない。地下鉄の駅を移動させることが遺跡を守る有効的な手段だという。

実際、北京の地下鉄2號線建設(shè)時にも遺跡の鐘樓が移動され、地下鉄工事終了後に元の場所に戻されたことがある。（翻訳?編集/內(nèi)山）