Record China 2012年7月10日(火) 12時55分
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9日、中國福建省ホ田市仙游県で今年4月、2人目の子どもを妊娠8カ月で強制的に墮胎させられる事件が起きていたことが分かった。寫真は福建省竜巖市に書かれた一人っ子政策の標語。
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2012年7月9日、中國福建省ホ田市仙游県で今年4月、2人目の子どもを妊娠8カ月で強制的に墮胎させられる事件が起きていたことが分かった。中國では6月にも陝西省で妊娠7カ月の女性が強制墮胎させられ、地元當局の擔當者が処分を受けたばかり。フランス國営ラジオ局RFIが伝えた。
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妊娠8カ月で強制墮胎させられたのは、同県大済鎮(zhèn)東井村で農(nóng)業(yè)を営む呉良杰(ウー?リアンジエ)さんの妻、潘春煙(パン?チュンイエン)さん(30)。當局の要求通りに一人っ子政策違反の罰金として5萬5000元(約69萬円)を支払ったにもかかわらず、その3日後に墮胎手術が強行された。
事件が起きたのは今年4月。2人目を身ごもった呉さん夫妻を同鎮(zhèn)の副鎮(zhèn)長ら計7人が訪問、潘さんを連れ去り、鎮(zhèn)政府ビルに監(jiān)禁した。この狀況に何かを察した同村の共産黨委員會書記が、呉さん夫妻が先に支払っていた罰金2萬元(約25萬円)をなぜか返卻。ところが翌日、今度は「5萬5000元を払えば、お腹の子どもは産んでよい」と言ってきた。
呉さん夫妻はすぐに要求通りの額を納めたが、3日後の同6日、潘さんは仙游県の産婦人科病院に連れて行かれた。當局は呉さん夫妻の親戚らが病院に近づけないよう、車7臺、計60人を出動。何とか阻止しようとした潘さんの祖母やいとこが當局に毆られた。
潘さんは病院で內(nèi)容も確認させてもらえないまま、書類に捺印させられ、その後、お腹に注射を打たれた。そして、2日後の早朝、お腹の赤ちゃんを死産した。事件から2カ月経つが、潘さんの體調(diào)はいまだに芳しくない狀態(tài)だという。
呉さん夫妻が受けた精神的苦痛は計り知れない。現(xiàn)在、北京の弁護士、徐燦(シュー?ツァン)氏が呉さんの依頼を受け、刑事事件として訴えを起こす準備を進めている。徐氏は「勝てる確率は低いかもしれない。だが、陝西省の事件も合わせ、一人っ子政策に対する當局の姿勢を問いただしていきたいと思う」と話している。(翻訳?編集/NN)
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