2018年7月24日、中國メディア?海外網(wǎng)は、韓國の樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領の懲役が計32年になることについて、「もしこれが最終的な判決になれば、今年66歳の樸前大統(tǒng)領は2050年に98歳でようやく釈放される」と伝えた。

韓國の裁判所は20日、収賄罪、公職選挙法違反の罪により樸前大統(tǒng)領に計8年の懲役という一審判決を言い渡した。友人の國政介入事件に絡んですでに下された一審判決と合わせると、樸前大統(tǒng)領の懲役は計32年になる。

記事は「樸前大統(tǒng)領は本當にそんなに長く服役するのか？」として、韓國メディア?NEWSPIMによる専門家へのインタビューを紹介。専門家は、「韓國大統(tǒng)領の服役には、一般市民とは違う『特権』が存在する。過去にも、元大統(tǒng)領2人が2年余り投獄されただけですぐに釈放されたことがある。樸前大統(tǒng)領も獄中で壽命を迎えることにはならないだろう。しかし、文在寅（ムン?ジェイン）現(xiàn)大統(tǒng)領の執(zhí)政下で恩赦を受け仮釈放される可能性は低い」と語ったという。

引き合いに出された元韓國大統(tǒng)領は、全斗煥（チョン?ドゥファン）と盧泰愚（ノ?テウ）。1996年、クーデター首謀や収賄の罪等などにより、全元大統(tǒng)領は無期懲役、盧元大統(tǒng)領は懲役17年の判決を受けたが、金泳三（キム?ヨンサム）元大統(tǒng)領の時代に特別赦免され、両者が実際に服役した期間は2年余りだった。

また、記事は「韓國の法律家によると樸前大統(tǒng)領が32年服役することはないかもしれないが、釈放まで全?盧元大統(tǒng)領よりも長くかかる可能性は大いにある」と指摘。ある弁護士は「一般的に、早期出所には二つの方法があり、一つは仮釈放。刑期の3分の1を過ぎれば仮釈放の機會が得られる。もう一つは特赦。しかし現(xiàn)政権下で、樸前大統(tǒng)領が仮釈放されたり特赦を受けたりする可能性は低い。彼女は、次期政権に期待するしかないだろう」と分析しているという。

記事は最後に「昨年12月29日、文政権で初の特赦が行われた。特赦の対象は6444人に上り、さらには道路交通法違反者に対する特別減免措置も採られ、全部で165萬人が恩赦を受けた。しかしこれまでと違い、腐敗の罪に問われた財界人や公職者は除外され、樸大統(tǒng)領についても同様だった」と紹介している。（翻訳?編集/中野）