中國の住宅區(qū)では成人の背丈ほどある大きな古著の回収箱を目にすることがある。これはいらなくなった古著を回収し、まだ著られるものは老人ホームや貧困層の子どもなどに寄付され、それ以外は原材料として使用されているのだが、広西チワン族自治區(qū)南寧市ではこのほど、古著の回収箱を狙った竊盜が問題となっている。7月24日付で澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

被害に遭っているのは、同省の民間企業(yè)が公益活動の一環(huán)で2017年6月から南寧市に設(shè)置している回収箱で、同年11月ごろから回収箱の古著が盜まれるようになったという。

通常、2、3日に1回のペースで作業(yè)服を著た作業(yè)員が古著を回収するのだが、7月22日に同市西郷塘區(qū)で回収した際、1著もなかったことを不審に思い責(zé)任者が警察に通報。住宅區(qū)の監(jiān)視カメラには、同社の作業(yè)員ではない人物が回収箱から古著を持ち去る姿が映っていた?；貐浃摔悉长搁_けた痕跡がないことから、竊盜犯らは合鍵を使って回収箱を開けていたとみられている。

また、回収箱の投入口から進入するケースや、投入口やカギを破壊して古著を持ち去るケースなど手口はさまざまで、根こそぎ盜むのが特徴という?；貐浃蛟O(shè)置した企業(yè)が把握しているだけでも十?dāng)?shù)件の竊盜が発生しており、証拠不十分で捜査が難航する案件も多いが、解決に向け地元警察が捜査を進めている。（翻訳?編集/內(nèi)山）