上海ディズニーでキャラクターの頭をひっぱたいた男性が6カ月の出禁に、ネットでは不満の聲―中國

Record China    2018年7月25日(水) 20時40分

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上海ディズニーで最近、キャラクターやスタッフに対する暴力事件が相次いでいる。キャラクターに対して暴力をふるった男性には6カ月の入園禁止処分が下された。

2018年7月24日、観察者網(wǎng)によると、上海ディズニーで最近、キャラクターに対する暴力事件が相次いでいる。暴力をふるったある男性には6カ月の入園禁止処分が下された。

中國青年報によると、21日にクマの「シェリーメイ」の著ぐるみを著たスタッフが、來園客の男性に叩かれた。スタッフは頭を押さえ、ほかのスタッフに支えられながら控室に運ばれたという。中國版ツイッター?微博(ウェイボー)に流れた動畫を見ると、シェリーメイが來園客と手をつないでお尻をふっているところに、別の來園客の男性がやってきて突然シェリーメイの後頭部を背後から叩く様子が映っている。

看看新聞Knewsの記者が上海ディズニーに問い合わせたところ、この來園客は即時の退園を求められ、今後6カ月間入園を禁じられたそうだ。この事件はネット上で大きな話題となり、多くのネット民は「ひどすぎる!この暑い中、苦労して著ぐるみに入ってるのに、毆られるなんて!」「お尻をふってあんなに一生懸命なのに、なんでそんなことができるの…」「中に入っているのは、たいてい背の低い女の子なのに」などと怒りをぶつけている。しかし一部には、「この人も悪意はないと思う。ちょっとふざけたらこんなに大事になるなんて思いもしなかっただろうな」という聲も。また、ディズニーの処罰については多くのネットユーザーが軽すぎると感じており、「永久に入園禁止にすべき」「賠償を求めるべき」「なぜ警察に引き渡さないんだ」という投稿も見られた。

キャラクターが叩かれることの危険性について、観察者網(wǎng)はあるネットユーザーの解説を引用?!钢挨毪撙晤^の中には、肩に載せる用の鋼鉄のフレームが入っているため、頭を叩かれると著ぐるみ內(nèi)のスタッフが脳しんとうを起こしやすい」と説明した。

記事は、「このような暴力事件は今回が初めてではない」として過去の二つの事例を紹介。昨年11月10日には、シマリスの「チップとデール」のキャラクター「デール」の著ぐるみを著たスタッフが頭部を叩かれて脳しんとうを起こし、救急センターに運ばれる騒ぎがあった。目撃者によると、若い女性の來園客が背後から助走をつけ飛び上がってデールの頭部を叩き、スタッフが痛みで頭を抱えていても「叩いてはダメだとは知らなかった、面白いと思って(叩いた)」と発言したという。

さらに同月18日には、犬のキャラクター「プルート」について、「ヒゲを引っ張らないでください」と注意したディズニースタッフが來園客に暴力をふるわれる事件も発生した。

記事は最後に「ディズニーは本來、美しく夢いっぱいの場所なのに、このような人が童話の世界を壊すのは本當に辛いことだ。どうやったらこのような事件をなくせるのだろう?」と問いかけている。(翻訳?編集/中野)

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