2012年7月10日、環(huán)球時(shí)報(bào)によれば、有人宇宙船「神舟9號(hào)」と宇宙実験モジュール「天宮1號(hào)」とのドッキングを成功させたばかりの中國(guó)が、今度は深海に「竜宮城」を建設(shè)しようとしていると、8日、香港のサウスチャイナ?モーニング?ポスト紙が伝えた。

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同紙は、2034年には深海ステーションを完成させた中國(guó)が、水中1000m地點(diǎn)にある大規(guī)模な銅鉱床の所有権を宣言しているかもしれない、と想像をめぐらせる。他國(guó)が先に発見したものであろうが、先にその深さまで有人探査艇を送り込んでしまえば誰も文句は言えない。深海ステーションに滯在する潛水員たちはどんどん採(cǎi)掘作業(yè)を進(jìn)め、中國(guó)國(guó)旗をはためかせた空の貨物船がそばで待機(jī)する―というもの。

これは単なるSF小説並みの空想だと思われるかもしれないが、中國(guó)が現(xiàn)在、意欲満々に推し進(jìn)める深海探査計(jì)畫と見事に合致している。5月に行われた北京科學(xué)博で、有人深海探査艇「蛟龍?zhí)枴工蜷_発した中國(guó)船舶科學(xué)研究センターが移動(dòng)型の深海ステーションを発表。同プロジェクトの責(zé)任者である馬向能（マー?シアンノン）氏は「深海ステーションには実験エリアだけでなくシャワールームや居住スペースも完備される」と説明している。

冷戦中の米ソも同様の計(jì)畫を進(jìn)めていたが、いずれも挫折していることから、同プロジェクトの難度の高さが分かるだろう?，F(xiàn)在、米國(guó)が所有するフロリダ沖の海底研究室「アクエリアス」も水深19メートルにすぎない。

馬氏は「中國(guó)は先進(jìn)國(guó)と比べ、まだ數(shù)年分は遅れている」と話すが、陸上資源の枯渇や原材料費(fèi)の高騰が“世界の工場(chǎng)”である中國(guó)に大きなプレッシャーを與えている。手つかずの狀態(tài)となっている海底資源は中國(guó)にとって、喉から手が出るほど欲しい「お寶」であることは明らかである。（翻訳?編集/岡田）