2019年2月13日、環(huán)球網(wǎng)は、春節(jié)期間に韓國を訪れる中國人観光客が激減したことについて、専門家が「まず、韓國の観光業(yè)自身について反省すべきだ」との見解を示したとする、韓國紙?中央日報の12日付報道を紹介した。

記事は、「中國の春節(jié)連休中だった9日の午後、韓國?ソウルの繁華街である明洞にある化粧品店の入口には中國人向けの春節(jié)特価などと書かれた看板が設置され、店員が大聲で『いらっしゃいませ』と叫んでいたが、1時間がたっても中國人観光客は誰1人入店しなかった」とし、この店の従業(yè)員が「春節(jié)の期間中、數(shù)十人がどっと押し寄せて化粧品を買いあさるような場面は見ていない」と語ったことを紹介した。

その上で、「中韓関係の冷えた狀態(tài)が続いていることで、春節(jié)特需は消えてしまったようだ。7～10日に明洞の化粧品店、アパレル店、飲食店など30カ所に春節(jié)特需について尋ねたところ、26カ所が『なかった』と回答した。中韓関係は回復しつつあるとメディアは報じているが現(xiàn)実は異なるようで、『中國人観光客が増えたと切に感じる』と答えた店舗は1つもなかった」と伝えた。

問題は単に中國人観光客の數(shù)が減ったことだけでなく、これまで多くの割合を占めていた団體観光客が減っていることだという。明洞で働く會社員は「數(shù)年前、街の至るところに中國ツアーのガイドが持つ赤い旗が揺れていた。しかし昨年から、ほとんど見なくなった」と語ったという。ある中國人観光客は「中韓関係の影響で今も韓國には反感を持っている。ただ、それを差し置いても、韓國に何の魅力があるのか分からない。友人も、韓國にショッピングに行かず、日本に観光に行きたいと言っている」と語ったことに言及し、問題は単に中韓関係に起因するものではないとの見方を示した。

記事は、「韓國観光業(yè)の內(nèi)在的な部分を充実させるべきだという聲もある。観光學が専門の韓國漢陽大學教授は、ぼったくり行為の改善など、旅行業(yè)界の內(nèi)部から反省すべきだと提起している」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）