2012年7月11日、山東商報によると、9日夜、山東省の威海栄成神雕山野生動物園のトラ舎で3頭のトラが若い白トラを取り囲んで重傷を負(fù)わせている畫像がネット上にアップロードされた。畫像を見た人たちの間で「なぜ仲間同士でこのようなことになってしまったのか」と驚きの聲が上がっている。

【その他の寫真】

畫像では、他のトラ3頭に取り囲まれた體の小さな白い若トラは身動きが取れず、血を流して橫になっており、後ろ足に傷を負(fù)っているように見える。寫真を撮影してネット上に公開した人によると、9日朝に動物園を観光で訪れた際、このような驚きの光景に遭遇。1頭は白トラの喉にかみつき、他の2頭が足にかみついていたという。飼育員に通報したが、駆けつけて取り囲んでいたトラを追っ払った時にはすでに若い白トラは身動きひとつ取れない狀態(tài)で、死亡していたように見えた。

しかし動物園側(cè)は取材に対し、當(dāng)初は「これは當(dāng)園で起きたことではない」と否定していたが、再び取材をすると事実を認(rèn)め、白トラは生存しているものの、命を取り留められる狀態(tài)ではないことを明かした。このような出來事が起きた原因は與えていたエサが少なかったことにある可能性が高いが、動物園の責(zé)任者はそのようなことはないと強(qiáng)く否定し、同様の出來事が起きたこともなく、偶発的なものだと話している。（翻訳?編集/岡田）