2012年7月11日、ロシア國(guó)営ラジオ局?ロシアの聲（電子版）は「日中関係の改善は難しい！？」と題した記事で、急激に悪化した日中関係を取り上げた。12日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚(yú)島）付近の海域を中國(guó)の漁業(yè)監(jiān)視船3隻が航行したことを受け、藤村修內(nèi)閣官房長(zhǎng)官は11日、「外務(wù)省を通じ抗議している」と述べた。中國(guó)側(cè)のこの行動(dòng)は、野田佳彥首相が7日に「國(guó)有化計(jì)畫(huà)」を宣言したことに対する報(bào)復(fù)であることは明らかだ。

これに対し、中國(guó)外交部の劉為民（リウ?ウェイミン）報(bào)道官は「中國(guó)政府は『一切の必要な措置』を取り、斷固として釣魚(yú)島および周辺諸島の主権を守る」と真っ向から反論。これと歩調(diào)を合わせるかのように、中國(guó)海軍は10日から15日の日程で、東シナ海で実弾演習(xí)を?qū)g施している。

こうした一連の攻防は、日中関係を2010年以前の水準(zhǔn)に逆戻りさせてしまった。當(dāng)時(shí)、両國(guó)は懸案となっていた東シナ海ガス田の共同開(kāi)発について、ようやく合意にこぎつけたが、2010年9月に尖閣沖で起きた海上保安庁の巡視船と中國(guó)漁船の衝突事件により、中國(guó)側(cè)が協(xié)議を中斷させたままとなっている。

中國(guó)側(cè)はその後、レアアースの対日輸出を停止、日本に大きな打撃を與えた。中國(guó)側(cè)は當(dāng)然、この禁輸措置が政治色を帯びたものとは認(rèn)めなかったが、衝突事件に対する報(bào)復(fù)であることは誰(shuí)の目にも明らかだった。

この日中間の領(lǐng)土紛爭(zhēng)は単なる領(lǐng)有権の取り合いではなく、海底資源の開(kāi)発権も絡(luò)んでいるため、両國(guó)首脳は一歩も譲ろうとはしない。5月中旬に北京で日中韓首脳會(huì)談が開(kāi)催された際も、溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相は野田首相との個(gè)別會(huì)談で、「（中國(guó)の）核心的利益と重大な関心事項(xiàng)を尊重することが大事だ」と公然と表明した。

日中の領(lǐng)土紛爭(zhēng)は、もはやこれ以上ないほど悪化している。だが、落ちるところまで落ちてしまえば、あとは好転するだけなのではないだろうか。日本の大學(xué)教授が「政府は中國(guó)に共同開(kāi)発に関する?yún)f(xié)議再開(kāi)を呼び掛けていくはず」との見(jiàn)方を示しており、本當(dāng)にその通りになれば、両國(guó)関係は今後、徐々に上向いていくに違いない。（翻訳?編集/NN）