2012年7月11日、中國?重慶市の若者4人が風(fēng)船で空を飛んだことがネットで話題となっている。発起人の29歳の男性はテレビを見ていた時に風(fēng)船で空を飛ぶことをひらめき、すぐに友人3人を集め準(zhǔn)備を始めた。長江商報が伝えた。

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風(fēng)船で飛ぶにあたり、4人は5000元（約6萬3000円）以內(nèi)に費(fèi)用を抑えることにした。7日間で準(zhǔn)備を整え、先に決めたルールを守るため、扱いが難しく爆発しやすいが、安価な水素を利用することとなった。

さらに事前に風(fēng)や浮力を計算し、直徑2mと3mの風(fēng)船を6個ずつ用意した。飛行當(dāng)時の朝になると風(fēng)船には露がつき、浮力に大きく影響すると考えられ、さらに水素充てん時に風(fēng)船を1つなくしてしまった。このため風(fēng)船に乗る役目を當(dāng)初の予定だった発起人から、體重が軽い50kgほどの仲間に急きょ変更。ところがそれでも風(fēng)船は浮上しなかったため、風(fēng)船に乗る男性は安全裝備も外し、ズボンまで脫ぎシャツ1枚に。風(fēng)船を切るためのナイフと攜帯電話、そしてビデオカメラを手に空に飛び立った。

最初こそゆっくりと浮上していた風(fēng)船だったが、その後露が乾き上昇速度は一気に上がった。今回の飛行の最高地點(diǎn)は地上から1000mほどで、風(fēng)船は約30分で42kmほど飛行し、無事著陸した。

風(fēng)船に乗った男性は、當(dāng)時子供が間もなく生まれる予定だったそうで、後から思い返してみると、安全裝備もなしに飛行したのは少し無謀な気もすると話している。

彼らは飛行が成功した後、今回の挑戦をネットに掲載し、大きな反響を呼んだ。安全裝備もなく、不安定な水素を使ったことに危険を指摘する人もいたが、チャレンジ精神やアイデアに敬意を表する者が多かった。

最後に取材に応じた発起人の男性は、「今回僕たちが挑戦したことは、多くの人が一度は考えたことがあると思う。僕たちは“思いついたのだからきっとできるはず”と信じ、挑戦に臨んだ。僕たちはこれからも自分たちの思いつきを?qū)g現(xiàn)できるように挑戦を続けていきたい」と話していた。（翻訳?編集/內(nèi)山）