2018年7月30日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は「中國の研究開発力が10年後に日本を追い抜くと予想する」と日本メディアが報じたことを伝えた。

記事は日本経済新聞の報道を引用。同紙が実施した2018年度の「研究開発活動に関する調(diào)査」によると、回答企業(yè)の43．9％が日本の科學(xué)技術(shù)力が低下していると指摘し、上がったとの見方は289社中10社にとどまった。中國やインドなど新興國の臺頭が理由で、10年後の研究開発力ではインドや中國が日本を抜くと予想する。

回答企業(yè)に現(xiàn)狀と10年後の研究開発力を國別に5點(diǎn)満點(diǎn)で評価してもらったところ、現(xiàn)狀について、インドは平均3．0、中國は3．5と日本の3．8より低かった。だが10年後には、インドは3．8、中國は4．3で日本の3．7を上回った。業(yè)界別では、自動車?自動車部品で、中國が日本や米國を上回り、歐州に次ぐ実力になるという結(jié)果だった。

この報道について、中國のネット上では「日本は平時でも警戒を怠らない。メディアも自國を『すごいぞ』と誇ったりはしない。忠告は耳に痛いがためになる。そのような國が衰退するはずない」という反応が多くの共感を集めていた。こうした反応の背景には、中國で今年3月、中國の國會に相當(dāng)する全國人民代表大會が開幕するのを前に、この5年間の発展を誇示するドキュメンタリー映畫「すごいぞ、わが國」が上映されたこともあるようだ。

また「吹きすぎだ。中國にはソニーに匹敵するような企業(yè)が一つでもあるか」「安心しろ。現(xiàn)狀を見れば（中國の研究開発力が日本を追い抜くことは）永遠(yuǎn)にあり得ない」とする聲が上がっていた。

一方で「中國は現(xiàn)在、國を挙げて人工知能（AI）分野に取り組んでいる。技術(shù)的な蓄積は必要なく、數(shù)年後に成果が出るだろう」とする聲もあった。（翻訳?編集/柳川）