中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は1日、「ファーウェイ（華為）が初めてアップル超え、世界第2のスマートフォンメーカーに」と題する記事を掲載した。

記事は、米インターナショナル?データ?コーポレーション（IDC）がまとめた第2四半期の世界のスマートフォン出荷臺(tái)數(shù)のデータを紹介。ファーウェイの出荷臺(tái)數(shù)は前年同期比40．9％増の5420萬臺(tái)だったのに対し、アップルは予想を下回る同0．7％増の4130萬臺(tái)。世界シェアはファーウェイが15．8％、アップルが12．1％となっている。なお、トップのサムスンの出荷臺(tái)數(shù)は同10．4％減の7150萬臺(tái)で、シェアは20．9％だ。

アナリストからは、ファーウェイが「P20 Pro」のトリプルカメラなど、フラッグシップモデルでさらに多くのハイレベルな機(jī)能を搭載していることをポイントに挙げた。英調(diào)査會(huì)社IHSマークイットのアナリストであるゲリット?シュニーマン（Gerrit Schneemann）氏は「これにより、ファーウェイは歐州とアジアでますます多くのブランド認(rèn)知度を獲得し、異なる価格帯の市場(chǎng)においてサムスンらに挑戦することが可能になっている」と分析している。

また、市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社カナリス（Canalys）は、ファーウェイの今期の業(yè)績はP20シリーズとHonor（ファーウェイ?グループ傘下のスマートフォンeブランド）によるところが大きいと指摘。Honorの中國以外での出荷臺(tái)數(shù)が、前年同期比150％増の400萬臺(tái)に上ったことをその理由に挙げている。同社の駐上海アナリストのJia Mo氏は「ファーウェイはすでに方向転換し、ローエンド市場(chǎng)での販売量増を狙っている。Honorは長い間中國の主力ブランドとして注目を集めて來たが、海外では規(guī)模が小さかった。この戦略においては、Honorも重要な役割を発揮するだろう」としている。（翻訳?編集/北田）