2018年7月30日、中國の青海省西寧市で、バスの運(yùn)転手が走行中にスマホを操作していたとして物議を醸している。澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

問題になったバスの運(yùn)転手は、高速道路や見通しの悪いトンネルなどの場所でスマホを操作する姿が目撃され、乗客が映像に収めた。問題発覚後、運(yùn)転手は所屬する企業(yè)から罰金や1カ月の業(yè)務(wù)停止処分を受けたが、31日には青海省の関連部門がさらなる処罰を発表。罰金や罰點(diǎn)に加え、運(yùn)転手の業(yè)務(wù)資格をはく奪し、解雇処分としたうえでブラックリストに登録。さらに、業(yè)界他社への転職を3年間禁じた。監(jiān)督責(zé)任として所屬企業(yè)も処罰の対象となった。

報(bào)道によると、2017年1月1日以降、青海省の関連部門には、運(yùn)転中に攜帯電話を操作する違反に関する通報(bào)が現(xiàn)在までに4900件余り寄せられている。青海省は2015年末から、通報(bào)者に対し報(bào)奨金の支給制度を?qū)毪筏皮?、今回の一件については青海省の副省長がポケットマネーから1000元（約1萬6000円）を用意し、映像を撮影した乗客の連絡(luò)を待っている。ネットでも批判の聲が圧倒的に多く、「こんな運(yùn)転手は恐ろし過ぎる」「萬が一の事態(tài)に発展したら、どれだけの家族が悲劇に見舞われるのだろうか。この運(yùn)転手の行為はテロ行為に等しい」といった聲が多くの支持を得ていた。（翻訳?編集/內(nèi)山）