2018年8月8日、韓國?マネートゥデイによると、韓國政府は「終戦宣言」の年內(nèi)実現(xiàn)を目指しているが、米國が難色を示したことにより先行きが不透明になった。

朝日新聞の牧野愛博ソウル支局長は6日（現(xiàn)地時間）、自由アジア放送（RFA）とのインタビューで「徐薫（ソ?フン）國家情報院長が7月に米國を極秘訪問し、ハスペル中央情報局（CIA）長官、ポンペオ國務(wù)長官と會談した」と明らかにした。徐院長は「南北首脳會談を8月末に前倒ししたいため、終戦宣言の採択に協(xié)力してほしい」と要請したが、米國は「今はむしろ、北朝鮮に圧力を掛ける時」と反対の意を示したという。

また記事は「米ホワイトハウスでも同様の動きが見られる」と伝えている。ジョン?ボルトン大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官（國家安全保障擔(dān)當(dāng)）は5月、メディアとのインタビューで「南北協(xié)議は南北にとっては重要だが、米國にとって優(yōu)先順位は高くない」とし、「米國が優(yōu)先するのは北朝鮮の非核化だ」と述べた。

ホワイトハウスは最近、終戦宣言と平和協(xié)定締結(jié)を求める請願に対しても「北朝鮮のミサイル攻撃から國民を守るため、ミサイル防御システムを強(qiáng)化する」と原論的な立場を示し、直接的な回答を避けたという。

クリストファー?ヒル元米國務(wù)省東アジア太平洋擔(dān)當(dāng)次官補(bǔ)は、RFAのインタビューで「今の狀況は2005年に北朝鮮と核協(xié)議した時と似ている」とし、「北朝鮮は米國が先に動くことを望み、非核化の前に関係を正常化しようとしたが、これは非常に間違ったことだ」と指摘。また「北朝鮮はまだ非核化の準(zhǔn)備が整っていない」とし、「北朝鮮が完全な非核化をするまで、制裁の解除はもちろん、終戦宣言や平和協(xié)定もないだろう」と予想した。

さらに、韓國政府の「年內(nèi)終戦宣言」計畫が、米國と韓國の関係を悪化させる可能性があるとの主張も出ているという。米海軍分析センター（CNA）局長は「韓國の年內(nèi)終戦宣言の主張は北朝鮮寄りだ」とし、「韓國は終戦宣言を支持しない米國に失望する。中國はそれを利用して、韓國を米國から遠(yuǎn)ざけようとするだろう」と指摘した。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「なぜ終戦宣言にこだわる？」「韓國政府はまるで北朝鮮の操り人形」「首脳會談を1回開いただけで終戦宣言を推進(jìn)？。あきれた」「核問題が未解決なのに終戦宣言なんて、無能過ぎる」「當(dāng)たり前。終戦宣言の話をするのは、北朝鮮が土地を差し出してから」など、韓國政府の動きに批判的な聲が上がっている。

また「最近は韓國政府より米國政府の方が信用できる」「米國がいなかったら、すでに韓國は北朝鮮のものになっていた」「理性的な米國の存在がありがたい」との聲も。

一方で「米國に依存し過ぎ。當(dāng)事者が望んでいるなら終戦宣言すればいい」「北朝鮮は非核化を推進(jìn)しているのに、米國が終戦宣言を推進(jìn)しないのは合意に違反する」と主張する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）