2020年6月9日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、英紙デイリー?テレグラフが「中國(guó)から離れる代価を英國(guó)は払えない」とする記事を掲載したことを報(bào)じた。

環(huán)球時(shí)報(bào)によると、「英國(guó)は今、対中関係について真剣に考え直すようになっている」と記事は紹介。新型コロナウイルスの危機(jī)が発生してから、多くの人が世界第2の経済體との付き合い方について「本気になる」よう呼び掛けているという。ここでいう「本気になる」とは、英中の重要な経済関係を認(rèn)識(shí)することで、さらには英中関係がもたらす影響力をも認(rèn)識(shí)し、プラットフォームを提供することでより幅広い目標(biāo)を追求することも意味しているという。

その上で記事は、経済面で中國(guó)が英國(guó)に與えている影響について分析?！钢袊?guó)は英國(guó)経済において核心的な作用となっており、英國(guó)商品の第3の輸出市場(chǎng)だ」と伝えた。また、「昨年の英國(guó)の対中輸出は258億ポンド（約3兆5500億円）に上り、英國(guó)の輸出全體の7％余りを占めた」と指摘。12年と比べて2倍以上に増加しているという。

また、「英國(guó)のサービス業(yè)企業(yè)が急成長(zhǎng)するにつれ、この分野での対中貿(mào)易黒字は拡大し続けており、中國(guó)で開放が進(jìn)むにつれて英國(guó)の銀行、學(xué)校、醫(yī)療機(jī)関などのチャンスも広がっている」と記事は指摘。さらに、數(shù)多くの中國(guó)人留學(xué)生は大學(xué)にとって重要な収入源となっているほか、中國(guó)人旅行客も新型コロナ前は急増していたという。

記事によると、輸出の成功により対中貿(mào)易赤字は縮小してきており、中國(guó)市場(chǎng)での需要によって英國(guó)企業(yè)は大きく発展しているという?！钢袊?guó)の中産階級(jí)がより豊かになるにつれ、中國(guó)の長(zhǎng)期的な潛在力は巨大になる」と記事は分析。00年以降、英國(guó)は數(shù)百億ポンドの投資を中國(guó)から受けており、これは歐州で2番目に多いドイツの2倍以上だと伝えた。

英國(guó)內(nèi)の一部からは、「中國(guó)は英國(guó)の専門知識(shí)を盜んでいる」との聲があるが、記事によると「実際のところ、中國(guó)による投資は英國(guó)の雇用を創(chuàng)出し守っている」のだという。そして、「インフラ設(shè)備の更新を希望する英國(guó)は、中國(guó)の専門技術(shù)を拒否することはできない」としている。

また、新型コロナ問題でサプライチェーンを見直す必要があるとはいえ、「中國(guó)が西洋式の自由で民主的な國(guó)ではないからとの理由で関係を斷つならば、それは非常に愚かなことだ」と論じた。

さらに記事は、「多くの分析は、中國(guó)の臺(tái)頭が英國(guó)にもたらすメリットを軽視している」と指摘?！钢袊?guó)は消費(fèi)者に安い商品を提供するだけでなく、われわれの企業(yè)に市場(chǎng)を提供しており、われわれの価値観や生活スタイルが13億人の心をつかむ機(jī)會(huì)ともなっている」と分析した。

そして、「今中國(guó)に背を向けるなら、ライバルは喜んでその穴を埋め、雇用やソフトパワーの収益を手に入れるだろう。新型コロナ後の中國(guó)は世界にとってこれまで以上に重要な國(guó)となる。いま中國(guó)に背を向けるなら、一時(shí)的な快感はあるかもしれないが、それは決して國(guó)を治める道ではない」と述べた。（翻訳?編集/山中）