2012年7月18日、人民網(wǎng)日本語版によると、プライスウォーターハウスクーパース（PwC）は17日、7回目となる「中國における外資系銀行」年度調(diào)査報(bào)告書を発表した。同報(bào)告書によると、中國の外資系銀行181行の利益総額は2010年の77億8000萬元（約972億5000萬円）から2011年には167億3000萬元（約2091億2500円）に倍増した。中國の経済成長は鈍化に向かうとされているが、外資系銀行は自行の年間成長率が2015年まで20％以上を維持すると予想している。証券日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫真】

同報(bào)告書によると、外資系銀行の利益の大幅増を支えた原動(dòng)力は、企業(yè)に対する信用貸付の旺盛な需要であった。グローバル企業(yè)が中國で業(yè)務(wù)を拡大し、國有企業(yè)と民間企業(yè)の顧客が増加した。人民元の國際化に伴い、金融機(jī)関と企業(yè)の金融派生商品に対する需要が増加した。中國での利益増と同時(shí)に、外資系銀行の資産総額が24％増の2兆1500億元（約26兆8750億円）に達(dá)した。

貸付上限、支店新設(shè)の際の審査?批準(zhǔn)の遅れといった障害があるが、中國で業(yè)務(wù)展開する外資系銀行は好調(diào)な業(yè)績を達(dá)成している。利益?資産総額が増加する中、主要市場(chǎng)において高いシェアを占めている。外資系銀行の上海における市場(chǎng)シェアは2011年に12％に達(dá)した。同報(bào)告書によると、外資系銀行はすでに「金融機(jī)関、グローバル企業(yè)、國有企業(yè)、民間企業(yè)」という4つの成長目標(biāo)に視線を向けている。

アナリストは、「中國は輸出主導(dǎo)型から內(nèi)需けん引型に変化しつつある。これは外資系銀行が多元化経営の新たなチャンスを迎え、成熟化に向かう新興産業(yè)（IT、クリーンエネルギーなど）に進(jìn)出できることを意味している」と分析した。

PwC中國金融サービス部の容顕文（ロン?シエンウェン）マネージングパートナーは、「中國では投資可能な資産が1000萬元（約1億2500萬円）以上に達(dá)する個(gè)人が増加しており、一部の外資系銀行は自行の小売?資産管理業(yè)務(wù)を再び見直し、発展させている。人民元の國際化や金利調(diào)整により、中國の貿(mào)易會(huì)社は為替レートや資産管理により利益を得るだろう」と指摘した。（編集/TF）