中國の新たな対米対抗措置は衝動(dòng)的行動(dòng)ではない―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2018年8月6日(月) 22時(shí)50分

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米國が2000億ドル相當(dāng)の中國製品に対する関稅率引き上げ方針を公言したことを受け、中國は3日夜、600億ドル相當(dāng)の米國製品に5~25%の間で4段階の関稅を課す対抗措置を発表した。資料寫真。

米國が2000億ドル相當(dāng)の中國製品に対する関稅率引き上げ方針を公言したことを受け、中國は3日夜、600億ドル相當(dāng)の米國製品に5~25%の間で4段階の関稅を課す対抗措置を発表した。中國新聞社が伝えた。以下はその內(nèi)容。

北京の學(xué)者はこれについて、國家の尊厳と國民の利益を斷固として守る決意を示していると同時(shí)に、理性があり自制していることも十分に示すものだと指摘する。

第1に、中國が今回米國製品に対する追加関稅措置を打ち出したのは、完全に受け身の応戦であり、自ら進(jìn)んで攻撃を仕掛けたのではない。

中國は対話による溝の解消を一貫して主張してきた。だが中國商務(wù)部の報(bào)道官が言うように、米側(cè)が雙方の企業(yè)と消費(fèi)者の利益を顧みず、再三事態(tài)を激化させたため、中國側(cè)は「必要な対抗措置を取らざるを得なくなった」のだ。

実際、米國は3月に鉄鋼?アルミニウム製品に対して追加関稅を課すと、4月には500億ドル相當(dāng)の中國製品に関わる301條調(diào)査の課稅提案製品リストを発表。7月には340億ドル相當(dāng)の中國製品に対して25%の追加関稅を課したうえ、2000億ドル相當(dāng)の課稅リストを発表。これまで米中間の貿(mào)易摩擦は常に米國が先に攻撃を仕掛け、中國が応戦してきたのであり、中國は常に自制を保ってきたうえ、過去の協(xié)議で相當(dāng)の誠意を示してきた。

中國國際貿(mào)易學(xué)會(huì)専門家委員會(huì)の李永(リー?ヨン)副主任は、「今回の米側(cè)の対中圧力は『輪をかけて亂暴』であり、中國の核心的利益と國民の根本的利益を損なうこうしたやり方に対して、中國には対抗以外の選択肢はない」と指摘する。

第2に、中國の対抗は理性的分析を経た慎重な決定であり、結(jié)果を考えない衝動(dòng)的行動(dòng)ではない。

中國側(cè)の統(tǒng)計(jì)で規(guī)模を見ると、2017年に中國の対米輸出額は4300億ドル近く、対米輸入額は1500億ドル余りだった。600億ドルが米國の対中輸出額に占める割合は約40%であり、2000億ドルが中國の対米輸出額に占める割合とおよそ相當(dāng)する。

稅率を見ると、商務(wù)部報(bào)道官によると、中國側(cè)の4段階稅率対抗措置は広範(fàn)な意見を聞き、影響を真剣に評(píng)価した後に打ち出したものだ。特に人々の幸福、企業(yè)の耐える力、グローバル産業(yè)チェーンの維持といった要素を十分に考慮した。

李氏によると、中國側(cè)の4段階稅率対抗措置は調(diào)査研究と分析に基づきまとめたものであり、國內(nèi)のさまざまな企業(yè)の発展、消費(fèi)者利益、平穏な経済運(yùn)営といった各面をいずれも考慮している?!?000億ドル相當(dāng)の中國製品に対する25%の追加関稅という完全な『圧力』政策と比べて、中國の対抗はずっと理性的だ」。

第3に、商務(wù)部報(bào)道官の発言によると、中國側(cè)は対抗措置の具體的実施時(shí)期を米側(cè)の行動(dòng)を見て決める。また、他の対抗措置を続いて打ち出す権利を留保する。対抗を決して即時(shí)実施しないことは、貿(mào)易戦爭を望まないが、恐れもしないという中國の姿勢を示している。他の対抗措置を続いて打ち出す権利を留保することは、中國の権益維持にまだ「後手」があることを意味している。中國の理性的?自制的な態(tài)度を、ここからうかがい知ることができる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)

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