2012年7月21日、中國(guó)広東省深セン市で中小企業(yè)の倒産が相次ぎ、廃墟と化した空き工場(chǎng)が急増している。経済観察報(bào)が伝えた。

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「世界の工場(chǎng)」と呼ばれる中國(guó)の経済をけん引してきた深セン。製造業(yè)の工場(chǎng)の密集地帯として知られるが、今年に入り、中小企業(yè)の倒産による空き工場(chǎng)が目立つようになった。深セン流動(dòng)人口?出租屋（賃貸物件）総合管理弁公室の報(bào)告によると、今年1?3月期の空き工場(chǎng)率は前期比3．2％増となっている。

報(bào)告はその原因について、「歐米からの受注減」「原材料と人件費(fèi)の高騰」「工場(chǎng)稼働率の低下」を挙げている。深センで工場(chǎng)の賃貸?売買を仲介するサイトを運(yùn)営する黃少斌（ホアン?シャオビン）氏（仮名）は、「空き工場(chǎng)の數(shù)は2008年の世界金融危機(jī)當(dāng)時(shí)より深刻。2009年に行ったサンプル調(diào)査によると、空き工場(chǎng)率は30％?45％に上った」と話す。

地元のコンサルティング會(huì)社、深セン公衆(zhòng)力商務(wù)諮詢公司の範(fàn)軍（ファン?ジュン）理事長(zhǎng)は、「今年後半の空き工場(chǎng)率は更に上昇するだろう。政府は中小企業(yè)を救済しようとしない。世界500強(qiáng)企業(yè)だけ生き殘れば良いと思っているようだ」と苦言を呈す。同じような狀況は同省の工場(chǎng)地帯である東莞や仏山でも起きている。

こうした背景には、産業(yè)構(gòu)造の転換を急ぐ政府の思惑が絡(luò)んでいるようだ。土地不足に悩む深セン市政府が6月1日に発表した2012年度版の「土地整備計(jì)畫」には、工業(yè)地域の土地を接収し、新たにバイオ、インターネット、新エネルギーなど新興の高付加価値産業(yè)用に再利用する考えが盛り込まれていた。（翻訳?編集/NN）