「シンガポールは中國ではない」文化の違いに戸惑い―シンガポール紙

Record China    2012年7月24日(火) 19時37分

拡大

20日、シンガポール紙は「二つの身分」と題する記事を掲載し、中國を訪れたシンガポールの華人は中國人と外見や言語が同じだが、文化の違いにで戸惑いを感じることがあると指摘した。寫真はシンガポール。

(1 / 4 枚)

2012年7月21日、環(huán)球時報(bào)によると、シンガポールの聯(lián)合早報(bào)は20日、「二つの身分」と題する記事を掲載し、中國を訪れたシンガポールの華人は中國人と外見や言語が同じだが、文化の違いに戸惑いを感じることがあると指摘した。以下はその概要。

その他の寫真

中國語を話すが中國國籍ではない漢民族は、中國で戸惑うことがある。相手が私を外國人だと気付かないことがあるからだ。私は自己紹介で「シンガポール人です」と話すと、相手はいぶかしげに「シンガポールは中國の一部でしょう」という。あわてて否定し、「ルーツは中國福建省です」と話すと、相手はさらに混亂する。二つの地名の関係をどうとらえていいか分からなくなるのだ。

北京に來て間もないころ、中國人読者から「あなたは(中身が白く皮が黃色い)バナナだ」と批判された。西洋かぶれ、つまり祖先の教えも忘れて外國にこびる中國人と思われたのだ。私は戸惑ったが、根本には「政治的中國」と「文化的中國」の問題があると思い始めた。

人々は政治的には育った國に忠誠を盡くすのが一般的だ。しかし、華人や華僑の身分は複雑で、若者より年配の世代の方が中國への文化的共感が強(qiáng)いと思われる。文化的な共感は感情的な共感を呼び起こす。海外の華人が「文化的中國」への共感をもっと深めれば、中國の民族性、國民心理、思考方式などをより的確に把握でき、中國人との交流もうまくいくのではないだろうか。

シンガポール人は中國において、外見や言葉による相互理解は容易だが、長期的には思考方式、生活習(xí)慣、価値観などの違いをはっきり感じるようになるのだ。(翻訳?編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜