2012年7月17日、河南省文物局によると、半年にわたる発掘作業(yè)を経て、河南省浚県にある隋?唐時(shí)代の國(guó)家食糧庫(kù)である黎陽(yáng)倉(cāng)の全容が明らかになってきた。84カ所の倉(cāng)には成人8萬(wàn)人の一年分の食糧に相當(dāng)する1500萬(wàn)kgを超える食糧を貯蔵することができたという。新華網(wǎng)が伝えた。

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黎陽(yáng)倉(cāng)は今から1400年あまり昔、隋代に作られた。隋?唐時(shí)代の食料備蓄庫(kù)で、遺跡が長(zhǎng)年にわたり考古學(xué)、史學(xué)界の注目を集めてきた。

2011年末、河南省文物考古研究所と浚県文物旅游局が、文獻(xiàn)に基づいて浚県の大●（ダイヒ）山（●＝にんべんに丕）北部の約10萬(wàn)平方メートルの地域を共同で調(diào)査したところ、城壁、堀、貯蔵庫(kù)、大型の建築物、道路、墳?zāi)?、灰坑などの遺跡を発見(jiàn)し、黎陽(yáng)倉(cāng)遺跡の大まかな位置が判明した。

2011年12月、國(guó)家文物局の批準(zhǔn)を受けて河南省文物考古研究所は黎陽(yáng)倉(cāng)遺跡の発掘を正式に開(kāi)始、現(xiàn)在までに25の調(diào)査區(qū)、4本の発掘溝を調(diào)査し、総面積は2200平方メートルを超えた。これにより、黎陽(yáng)倉(cāng)の貯蔵庫(kù)、排水溝、運(yùn)河、付屬施設(shè)の分布狀況が明らかになった。出土した陶器、磁器の破片は1萬(wàn)點(diǎn)を超えている。建築に使用された瓦が90％以上を占めており、「官」の文字がある瓦が200點(diǎn)以上見(jiàn)つかっている。

専門家によると、黎陽(yáng)倉(cāng)の貯蔵庫(kù)群は正方形に近い形で分布し、東西約260m、南北約280m、総面積は約7萬(wàn)8800平方メートルに達(dá)している。食料貯蔵庫(kù)の容積を計(jì)算したところ、総貯蔵量は1500萬(wàn)kgを超え、これは8萬(wàn)人の成人が一年間に食べる量に相當(dāng)する。出土した陶磁器と地層の関係を分析したところ、黎陽(yáng)倉(cāng)は約600年にわたって使用されていたという。（翻訳?編集/長(zhǎng)河）