2012年7月22日、中國(guó)の事情に詳しい英國(guó)のスポーツライター、アンドリュー?レイマー氏が「ロンドン五輪を馬鹿にしている？その理由を教えてください」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

ロンドン五輪の開催が決まり、わが英國(guó)は突然、世界中の人々からピエロ扱いされるようになった。特に前回開催國(guó)の中國(guó)人の嘲笑ぶりはひどい。まあ、確かに予算の度重なる削減や選手村の狹い部屋に小さいベッド、頻繁に起こるストライキなど、次から次へとネタは盡きないのだが…。

北京五輪を比較の対象にすれば、彼らはギリシャ神話のゼウスで我々は人類だと痛感させられる。豪華な花火に壯大な開會(huì)式、立派な競(jìng)技場(chǎng)に最多の金メダル…。中國(guó)人は何から何まで完璧だった。全く非の打ちどころがない。英國(guó)をあざ笑うのも當(dāng)然だろう。

まあ、笑いたいなら思う存分笑えばよい。今の英國(guó)には完璧で壯大な五輪を開催し、世界中をあっと言わせる力はない。だが、そもそも五輪はそこまで立派である必要があるのだろうか？

2008年以降、五輪は上流社會(huì)や富裕層のパーティーに様変わりしたのか？すべては金次第になってしまったのだろうか？五輪開催國(guó)は何が何でも自國(guó)の強(qiáng)さと豊かさを見(jiàn)せつけなければならなくなったのだろうか？

ロンドンはマンチェスター?シティではない。やたらと金をかけて豪勢(shì)な五輪を開く必要はない。英國(guó)も見(jiàn)栄を張って立派な五輪を開き、自らの落ちぶれようを隠す必要もない。しかも、自らの強(qiáng)大さを見(jiàn)せつけるべき場(chǎng)所はマルビナス（フォークランド）諸島だ。五輪開會(huì)式の花火ではない。

五輪のあるべき姿とは？それは本來(lái)、楽しむべきものだろう。決して金で買えるものではない。選手たちがスポーツマン精神にのっとって戦う姿は、人と人とがフェアに戦う平和な競(jìng)爭(zhēng)の見(jiàn)本なのだ。

もしもロンドン市政府がストライキを力でねじ伏せ、五輪関連のマイナス報(bào)道も一切報(bào)道させなかったら？それこそが、人類の悲劇ではないだろうか。そして、それこそが五輪開催の失敗を意味するものだと筆者は考える。（翻訳?編集/NN）