2018年8月9日、韓國(guó)で今年に入り、ドイツ製の乗用車BMWが走行中に出火する事故が相次いでいる。韓國(guó)政府は対象車両の所有者に対し、運(yùn)転自粛を勧告。BMW側(cè)は約10萬(wàn)臺(tái)のリコール（回収?無(wú)償修理）を?qū)g施し、BMWコリアの會(huì)長(zhǎng)は「今回の事態(tài)を重く受け止めている」などと謝罪した。

聯(lián)合ニュースなどによると、BMWの出火事故は今年になって30臺(tái)以上を數(shù)える。ディーゼル車が多いが、ガソリン車も含まれている。2日には、江原原州市富論面興湖里にある嶺東高速道路?江陵方面の104キロの地點(diǎn)で、女性が運(yùn)転していたディーゼル車から火が出た。女性は「アクセルペダルが正常に作動(dòng)せず、路肩に止めたが、車の前の部分から突然炎が上がった」と話しているという。

國(guó)土交通部は3日、「近ごろのBMWの車両事故で國(guó)民を驚かせ、申し訳ない」とし、政府として事故原因を徹底的に調(diào)査すると表明。該當(dāng)する車両の所有者は早急に點(diǎn)検を受け、安全が確保できるまで運(yùn)転を控えるよう呼び掛けた。

出火を受け、BMW側(cè)は7月26日、42車種、10萬(wàn)6317臺(tái)のリコールを発表。しかし、その後も該當(dāng)車両は1日1臺(tái)の割合で出火している。BMWコリアの金孝俊會(huì)長(zhǎng)は6日、ソウルで記者會(huì)見(jiàn)し、「本社でも今回の事態(tài)を重く受け止め、最優(yōu)先課題として経営陣が毎日の狀況を共有している」と陳謝。「BMWのプロジェクトスタッフ10人以上が韓國(guó)入りし、24時(shí)間態(tài)勢(shì)で問(wèn)題解決に取り組んでいる」とも釈明した。

出火原因として有力視されているのは「排気ガスの再循環(huán)裝置（EGR）モジュールの異?！埂?/p>

國(guó)土交通部は「EGRに問(wèn)題が発生し、高溫の排気ガスが冷卻されない狀態(tài)で車體の內(nèi)部に流入し、高溫の排気ガスによってエンジンに穴が開(kāi)き、エンジンカバーなどが発火して火災(zāi)が発生した」とみている。

部品の不良なのか、設(shè)計(jì)の欠陥なのか、作動(dòng)方式に問(wèn)題があるのか、いまだに原因は特定できておらず、専門家の見(jiàn)方もさまざま。烏山大自動(dòng)車學(xué)科のムン?ハクフン教授は「最も疑われるのはEGRバルブの異?！工坤趣筏啤ⅰ窫GRのバルブが閉じる際に完全に閉じず、高溫の排気ガスが冷めずに吸気管に流入し続けたことで、火災(zāi)が発生した可能性がある」と指摘した。大林大自動(dòng)車學(xué)科のキム?ピルス教授は、EGRのバルブではなく、バルブを作動(dòng)させるシステムに問(wèn)題がある可能性に言及している。

問(wèn)題のEGRについて、BMWは全世界共通だと説明しているが、日本などでは出火が報(bào)告されていない。中央日?qǐng)?bào)は「EGRは世界的に普遍化した裝置だ。これが問(wèn)題なら、他の國(guó)で走っているBMWにも同様の事故が起きてしかるべきだ。ところが唯一韓國(guó)で販売された車両から出火するのは理解しがたい」と疑義を呈している。（編集/日向）