2012年7月25日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米ブルームバーグニュースは24日、「中國(guó)のシャドーバンキングがインターネットを通じて活発化している」とし、個(gè)人間での融資を仲介するサイトが急増していると伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

親戚や知り合いの間で個(gè)人的に融資する方法が徐々にネットワーク化し、個(gè)人と個(gè)人をネット上のサイトで結(jié)ぶピアツーピアの融資を仲介する業(yè)務(wù)が中國(guó)で活発化している。2007年頃からシャドーバンキングが現(xiàn)れ始め、現(xiàn)在2000サイト以上が存在。2007年の1年間と2011年上半期を比べるとその規(guī)模は300倍の60億元（約720億円）にまで膨れ上がっている。

こうしたシャドーバンキングの最低投資額は50元（約600円）で、利息は最高で23％。2010年に中國(guó)政府が銀行の貸し付けに対して締め付けを行ってから、サイトを通じたシャドーバンキングが急速に増加したとされる。

シャドーバンキングで、ある男性は2カ月で14．2％というそれまでの人生で最高の収益を上げた。男性はまったく見(jiàn)知らぬ人にネットを通じてお金を貸しているという。また、ある女性は5月に夫の交通事故で急に多額の治療費(fèi)が必要になったが、シャドーバンキングでお金を借りることができ助かったと話している。

中國(guó)政府はこうした個(gè)人間の融資が急増する狀況を規(guī)制しようとしているが、中國(guó)農(nóng)業(yè)大學(xué)の専門(mén)家は「正規(guī)の形式ではないとはいえ中國(guó)の金融システムの不可欠な要素になっている」とし、シャドーバンキングは銀行では対応できないところをカバーしていると指摘。政府が干渉しようとしまいと、シャドーバンキングは存続し続けるとの見(jiàn)解を明らかにしている。（翻訳?編集/岡田）