文在寅（ムン?ジェイン）政権の、中國(guó)に対する対応の甘さが物議を醸している。10月13日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

記事によると13日、國(guó)會(huì)?外交統(tǒng)一委員會(huì)に所屬する「國(guó)民の力」趙太庸（チョ?テヨン）議員は、外交部から提出された資料を公開(kāi)。それによると、文政権が発足した2017年5月以降、歴史歪曲関連の抗議のために駐韓中國(guó)大使（または関係者）を呼び出したことは一度もないことが分かった。呼び出し自體は9回あったとされるが、すべて18～19年に中國(guó)の軍用機(jī)が韓國(guó)の防空識(shí)別圏に侵入したことへ抗議する目的だったという。

記事は「中國(guó)內(nèi)で歴史や文化を歪曲する動(dòng)きが露骨に現(xiàn)れているが、中國(guó)政府は事実上これを傍観している」と報(bào)道?！钢袊?guó)國(guó)営メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は20年11月に『泡菜』が國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)化機(jī)構(gòu)（ISO）から國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)認(rèn)可を受けたというニュースを伝え、『キムチの発祥國(guó)という韓國(guó)のタイトルは有名無(wú)実になった。中國(guó)がキムチ産業(yè)の國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)』と主張した」と伝えた。また、19年10月には建國(guó)70年の閲兵式に韓服やサンモ回し（韓國(guó)の伝統(tǒng)蕓能）などが登場(chǎng)し、21年初めには中國(guó)の人権委員會(huì)が朝鮮戦爭(zhēng)を「米國(guó)による対外侵略戦爭(zhēng)」と規(guī)定したことも報(bào)じている。

一方で記事は、「中國(guó)に対するこのような態(tài)度は、日本に対するものと全く違う」と指摘。文政権は竹島や軍艦島など日韓間で歴史問(wèn)題による対立が生じる度に駐韓日本大使（または関係者）を呼び出しており、その回?cái)?shù)は17～21年で28回に達(dá)するとのこと。趙議員は「中國(guó)の歴史歪曲は、韓服やキムチだけでなく、われわれの文化遺産全般を脅かす深刻な事案」とし、「文政権がすべきなのは『韓服閣議』（『韓服文化週間』に合わせて文大統(tǒng)領(lǐng)が韓服を著て閣議に出席したこと）のようなイベントではなく、斷固とした外交的対応」と語(yǔ)ったという。

この報(bào)道を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは、「中國(guó)に弱みでも握られてるの？」「やはり共産黨のスパイなのか」「中國(guó)に國(guó)を売ったも同然」「中國(guó)を『大國(guó)』と呼び、中華思想に染まってる現(xiàn)政府が大國(guó)の大使を呼びつけられるはずがない」「文大統(tǒng)領(lǐng)にとっては中國(guó)が本國(guó)だから『歪曲』とも思ってないんでしょ」など、文政権に対する批判の聲が多く寄せられている。

また、「日本は形式的で十分とは言えないけど最低限謝罪はしたし賠償金も払った。でも北朝鮮や中國(guó)は全く謝罪していない」「日本には韓國(guó)の文化を橫取りする理由がない。キムチより壽司（すし）の方が認(rèn)知度は高いし、朝鮮の全文化を合わせても『侍』一つで勝てるから」など、日本に関するコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/丸山）