韓國の最近の話題をあれこれサマライズしてみたい。

【大気汚染】

ここ數(shù)日間、韓國はPM2．5が大暴れである。11月4日に続き、翌5日も外出注意報(bào)が出るくらい空気が汚れている。

2010年ごろから韓國の空が汚れ始めた記憶があるが、2013年ごろからそれがかなりひどくなってきている。でもそのころは、冬から春にかけて、つまりだいたい11月から3月くらいまでが黃砂やPM2．5、PM10の季節(jié)だったのだが、2015年ごろからは、時(shí)期や季節(jié)を問わず年がら年中大気汚染を気にしなければならなくなってしまった。それでも特に、やはり11月くらいから春先にかけてがもっともひどい。

すかっと晴れて空気もすがすがしいという日が數(shù)日あるかないかという有様だ。原因としては中國からの黃砂や汚染物質(zhì)の流入が一番としてあり、韓國國內(nèi)での排気ガスや火力発電所からの汚染物質(zhì)があるようだ。

朝起きたらすぐ大気汚染アプリで現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での汚染狀況を確認(rèn)するのが日課となっている。便利なアプリがたくさんあって、色ですぐわかるようになっている。

ちなみに11月5日前後の數(shù)日、毎日PM2．5の數(shù)値は「きわめて悪い」となっている。5日の朝もPM2．5をはじめとして諸々の汚染物質(zhì)が飛び回っているのだろう、春霞のような大気となっていた。見た目には春霞だけれど、中身は全然違っている點(diǎn)が問題なわけだ。

アプリの表示が信じられないと、地域ごとに主婦連が集まって獨(dú)自に測(cè)定して結(jié)果を表示しているような団體もある。それくらい深刻であり、また國の測(cè)定値を信じていない人たちが多いということである。

國としての対策はもちろん至急の課題であるが、具體的な動(dòng)きはいまのところない。文大統(tǒng)領(lǐng)も大統(tǒng)領(lǐng)選挙のときの公約として、大気汚染の解決を掲げていたが、今は北朝鮮との融和造成にエナジーを割いている狀況なので、大気汚染のほうには手が回らない感じだ。

【強(qiáng)制徴用賠償判決】

10月30日に出された韓國?大法院（最高裁）強(qiáng)制徴用賠償判決に対しては、日本は當(dāng)然のことながら強(qiáng)い不快感を表わした。

韓國側(cè)としては、同日、李洛淵（イ?ナギョン）國務(wù)総理が「政府は今回の判決を尊重し、関連事項(xiàng)を綿密に検討する」とした韓國政府としての立場(chǎng)を表明している。しかし11月1日に行なわれた文大統(tǒng)領(lǐng)の施政方針演説においてはこの問題がただの一言も言及されずに終わった。

支持するでもないし否定するでもない。文大統(tǒng)領(lǐng)の方向性からすればもちろん「支持」だと思われる。が、世界からの目というものもあるから積極的に支持の表明はしないでおいているのであろう。

韓國のマスコミもそれほど積極的にこの問題を取り上げる方向性にはない。判決が下されて1週間ほどになるけれど、世の中挙げて日本糾弾というニュースがあんまりないように見受けられるゆえ。もう少し時(shí)間が経たないと、この問題の韓國側(cè)の立ち位置ははっきりしないものと思われる。