2019年9月17日、韓國メディア?韓國日報(bào)は、韓國の技術(shù)人材が危機(jī)に直面している実態(tài)を伝えた。

記事は、韓國?京畿道（キョンギド）安山（アンサン）のメッキ団地にあるキヤン金屬工業(yè)代表で、韓國のメッキ（表面処理）分野の名匠ペ?ミョンベクさんを取材している。韓國雇用労働部では、國內(nèi)最高レベルの熟練技術(shù)が認(rèn)められた技術(shù)人材を「大韓民國名匠」として毎年選定している。これは、技術(shù)人材に対する否定的な認(rèn)識を変え、熟練した人材を優(yōu)遇する社會的雰囲気を作るためだという。ペ代表は2007年に選定され、現(xiàn)在技術(shù)人材の集まりである社団法人技能韓國人會の會長を務(wù)めている。

ペ代表は熟練労働者の高齢化により人手不足に苦しむ基幹産業(yè)について「韓國のメッキ産業(yè)は消える危機(jī)に直面している。30～40年前にもメッキのような3D業(yè)種は避けられがちだったが、一生懸命働けば成功できるという確信があったため挑戦する人がいた。しかし時(shí)代が変わっても技術(shù)人材を冷遇する文化は相変わらずで、これに失望した若い人材は挑戦をやめてしまった」と嘆いたという。

また、韓國は先月、ロシア?カザンで開かれた技能五輪國際大會で総合3位を記録（ここ48年で最も低い順位）しており、これについてもペ代表は「技術(shù)人材の危機(jī)」と指摘した。中國やロシアに比べて支援が少ないこと、國內(nèi)メディアの関心の低さなどを指摘し、「技術(shù)人材を尊重して待遇する文化が定著してこそ、若い世代が関心を持つのではないか」と訴えたという。

その他、記事はペ代表の「技術(shù)は磨くほど熟練度が高まり一生の資産になる」「職業(yè)高校の生徒や父兄、教師らに対する、技術(shù)現(xiàn)場の姿や価値への認(rèn)識改善教育が必要」との言葉を紹介しつつ、「基幹産業(yè)の現(xiàn)場に若い世代が參入するためには、技術(shù)人材に対する認(rèn)識改善と産業(yè)のビジョンの提示が並行されなければならない」と伝えている。

これを受け、韓國のネット上では「韓國は輸出で稼いでいる國なのに、エンジニアの研究員を冷遇する非常識な國。呆れた」「（韓國の未來が）心配。いっつも弁護(hù)士、醫(yī)者、公務(wù)員ばかり（が人気）」「経歴10年のベテランと外國人労働者が同じ最低賃金をもらう韓國で技術(shù)を?qū)Wびたい人などいると思う？」「技能五輪國際大會のメダリストが、入社10年後に別の仕事をしてた…」など韓國の現(xiàn)狀に対する嘆き節(jié)が多く寄せられている。

また、「公務(wù)員の増員なんていいから、技術(shù)者をはじめとする理工系の待遇をよくして」「ドイツのように、技術(shù)があれば高卒でも能力で待遇される社會になってこそ、技術(shù)強(qiáng)國になれる」と願う聲もあちこちから上がっている。（翻訳?編集/松村）