「年間900萬(wàn)人の新規(guī)雇用があるも、失業(yè)率は実質(zhì)8％」―中國(guó)工程院徐匡迪院長(zhǎng)

2007年3月6日、中國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議の席上、全國(guó)政協(xié)副主席?中國(guó)工程院院長(zhǎng)の徐匡迪（シュイ?クアンディー）が失業(yè)問(wèn)題について発言し、雇用問(wèn)題は依然として深刻な課題だとの見(jiàn)方を示した。

今年の政府報(bào)告によると、中國(guó)では新たに900萬(wàn)人の雇用が確保されたとされる。これは極めて喜ばしいことだが、徐氏は楽観視せず、依然として失業(yè)問(wèn)題は極めて厳しい狀況にあると指摘する。

「統(tǒng)計(jì)に表れる失業(yè)率4．6％は、単に失業(yè)者登録をした人の率にすぎない。職が見(jiàn)つからなかった大學(xué)生は登録しておらず、農(nóng)村の余剰労働力も含まれていない。我々の調(diào)査によれば、都市部でのレイオフ対象者を含めると、失業(yè)率は事実上8％に近い」と徐氏は語(yǔ)る。同氏は雇用が低調(diào)である原因としてインフレ率が低い水準(zhǔn)に留められていることを挙げ、「中國(guó)において雇用問(wèn)題は常に最大の生活問(wèn)題であり続けてきた。これをもし解決できなければ、大きな課題を?qū)?lái)に殘すことになる」と述べた。

さらに徐氏は900萬(wàn)人の新たな雇用創(chuàng)出だけでは楽観できない理由も示した?，F(xiàn)在、中國(guó)の大學(xué)生は2500萬(wàn)人で、毎年600萬(wàn)人が卒業(yè)する。そのうち70％が就職すると仮定しても、その數(shù)は400萬(wàn)人以上となり、新たに増加した雇用の半分にも相當(dāng)する。新卒者の人口が多い分、一般の求職者が職にあり付けないという事態(tài)になりかねないというのだ。（翻訳?高口康太/編集?佐々木康弘）