2012年7月26日、ロンドン五輪馬術(shù)競(jìng)技に出場(chǎng)する馬體検査が行われ、全頭が合格したため、中國(guó)代表として出場(chǎng)にわずかな望みをかけていた補(bǔ)欠枠の華天（アレックス?フア/フア?ティエン）選手の不參加が確定した。華天選手は英國(guó)貴族の血筋を引く、正真正銘の“馬術(shù)のプリンス”だ。天津日?qǐng)?bào)の報(bào)道。

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貴族のたしなみから発展した馬術(shù)競(jìng)技はまさに、英國(guó)が本場(chǎng)。そして、母親がスコットランド貴族の家系である華天選手にとって、ロンドン五輪に出場(chǎng)することは何よりの望みであったろう。容姿端麗で、英國(guó)の名門お坊ちゃま學(xué)校イートン?カレッジを卒業(yè)。かつて、規(guī)定外の14歳で馬術(shù)3種目（馬場(chǎng)馬術(shù)、障害飛越競(jìng)技、総合馬術(shù)）のプロに。國(guó)際馬術(shù)連盟（FEI）における中國(guó)人初の登録選手であり、馬術(shù)における中國(guó)初の五輪代表にも選出された（2008年の北京五輪）。弱冠22歳にして輝かしい経歴を持つ華選手が、まさかの涙を呑むのは、これが二度目だ。

「自分の身體には馬の血が流れている」―そう斷言する華選手は母親が英國(guó)人、父親は満州族出身の中國(guó)人だ。英國(guó)といえば馬術(shù)の本場(chǎng)であり、満州族は騎馬民族。まさに馬術(shù)界のサラブレッドである。英國(guó)籍を有していたが、2008年の北京五輪出場(chǎng)のために英國(guó)籍を放棄し、正真正銘の中國(guó)人となった。そして、18歳の史上最年少で北京五輪に參戦。しかし、結(jié)果は落馬して敗退という慘たんたるものだった。

22歳になった今、再び五輪出場(chǎng)を目指したが、その夢(mèng)がついえた。馬術(shù)出場(chǎng)権を獲得するには、五輪開(kāi)催前の1年3カ月に開(kāi)催された指定試合のうち、最も成績(jī)の良好だった5試合の結(jié)果が判定材料になるのだが、実は華選手はこの間、3試合にしか出場(chǎng)できなかった。持ち馬3頭すべてが負(fù)傷し、昨シーズンをすべて棒に振ったのだ。今年に入ってから1頭が回復(fù)したため殘り試合に出場(chǎng)したものの、規(guī)定の5試合に満たなかった。それでも、出場(chǎng)した3試合で傑出した成績(jī)を記録したため、出場(chǎng)枠を逃したといってもわずか1．7ポイントの僅差だった。よって、補(bǔ)欠枠だけはなんとか獲得することに。しかし、26日の馬體検査で失格者が出なかったため、今大會(huì)出場(chǎng)への夢(mèng)は消えてしまったのである。

一方、彼とは反対に、全大會(huì)中最高齢の71歳という年齢で今大會(huì)に臨む馬術(shù)選手がいる。日本代表で出場(chǎng)する法華津?qū)垼à郅堡?ひろし）選手だ。実は華選手と同じく、2008年の北京五輪で1次予選敗退という苦渋をなめている。法華津選手にとってはおそらく最後の五輪となる今大會(huì)。ぜひとも有終の美を飾っていただきたい。そして華選手には、まだ次大會(huì)という希望がある。(翻訳?編集/愛(ài)玉)