2012年7月29日、獨ラジオ局ドイチェ?ヴェレ中國語版サイトは記事「宮廷闘爭と人民の力」を掲載した。

【その他の寫真】

今秋、中國共産黨のトップが交代する中國共産黨第18回全國代表大會（十八大）が開催される。しかしそれは表の姿。夏に河北省秦皇島市の避暑地?北戴河で行われる非公式會議?北戴河會議が実質(zhì)的な決定の場となる。

中國共産黨の現(xiàn)役指導者、元老が集まり、自らの影響力を殘そうと畫策し、話し合いを続ける。次期共産黨総書記就任が確実な習近平（しゅう?きんぺい）がたとえ改革を志向していたとしても、元老の意見を無視することはできない。その意味で大きな改革は期待できないとの指摘もある。

一方で中國共産黨は危機に瀕している。選挙で選ばれていない黨への支持は次第に弱まり、若者は関心を失いつつある。民主主義を?qū)毪工肼暏飧撙蓼盲皮い?。また、政府に抗議するデモも激化の兆しを見せている。先日、江蘇省南通市啓東市で起きた工業(yè)用排水管建設(shè)反対デモでは暴徒化した民衆(zhòng)が市庁舎に亂入。書類や高級酒、コンドームなどを探し出してはばらまき、市政府トップの服を破って丸裸にした。（翻訳?編集/KT）