2018年8月12日、中國メディア?新華國際は「中國の內(nèi)モンゴル自治區(qū)の砂漠に植樹し、緑化に努めている日本人たちがいるが、彼らは何がしたいのか」と報じた。

1991年に設(shè)立されたNGO日本沙漠緑化実踐協(xié)會では、これまで1萬2000人余りが費(fèi)用を自己負(fù)擔(dān)して內(nèi)モンゴル自治區(qū)を訪れ、410萬本を植樹してきた。

協(xié)會を設(shè)立したのは、2004年に亡くなった鳥取大學(xué)の遠(yuǎn)山正瑛名譽(yù)教授。1970年代から緑化活動を行い、90年代からは新疆ウイグル自治區(qū)や甘粛省、寧夏回族自治區(qū)、內(nèi)モンゴル自治區(qū)で多くのボランティアとともに植樹事業(yè)を進(jìn)めた。

こうした活動の背景にあるのは、侵略戦爭への贖罪（しょくざい）の思いだった。農(nóng)學(xué)者として中國に留學(xué)した経験もある遠(yuǎn)山さんは、植樹活動を通じて平和と友好の種をまきたいという希望を抱いていたという。

2018年は日中平和友好條約の締結(jié)から40周年の節(jié)目に當(dāng)たる。鳥取大學(xué)の巖崎正美元理事は、日中両國が砂漠化対策のための人材を輩出できるよう、環(huán)境保護(hù)の分野で協(xié)力を深めていきたいと語ったという。（翻訳?編集/岡田）